大王崎でも打ち寄せる太平洋の荒波、灯台を見上げる家々や小さな漁港など、絵はがきそのままの風景を歩きました。打ち寄せる波の絵の空は、水彩画の巨匠・ターナーを真似てみました。
集落に向かって石段の道を登ります。途中、何カ所かに左右に分かれる二叉路、三叉路。この絵に描いた二叉路の右側を行くと、休憩所のような建物がありました。
でもそれは、そんなのんきなものではありません。南海トラフを震源とする巨大地震が発生すれば、とてつもない規模で押し寄せると予想される津波からの避難所なのです。
ここに逃げて来なければならないようなことが起きないよう、祈るばかりです。
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