若い人たちの間で、パワースポットを求める神社仏閣巡りがトレンドになっているようです。神社仏閣側も、スポットの案内板を立てるなど余念がありません。名古屋・天白区の名古屋市農業センター近くにある針名神社でも、準備万端です。
神殿に向かう参道を進むと、「縁結びの木があるって本当? 答えはあちら」の文字。少し先に答えが書かれ「御縁木(ごえんぼく)と言いまして、神門をくぐった右側にあります」
ありました。周辺にある名古屋市指定保存樹のスギとしては最大という樹木などに比べると、ずいぶん若い木です。
地面の根っこのところから2本の幹が伸びており、葉をよく見ると右がスギ、左側がヒノキです。
なぜ、こんな不思議な木が生えたのか? 考えたくなりますが、それは野暮というものでしょうね。ここは神様の領域ですから。
すぐそばには、もうひとつのパワースポット「みちびきの牛」。学問の神様・菅原道真公を導いたとされる牛の銅像です。牛の頭を撫でた手で自分の頭を撫でると、頭が良くなるとか。随分、頭を撫でられているようですね。写真の通り、テカテカ光っています。
縁談・受験。願い事のご利益は―――。それは、信じること、それに腕と努力次第。
よいお年を。<o:p></o:p>