名古屋市内のカルチャーセンターや生涯学習センターなどで学ぶ人たちの発表の場として知られる名古屋市民ギャラリーの展示室が、ことしも7日からオープン。わが国の水彩画界をリードする日本水彩画会の第56回名古屋支部小品展も幕開けしました。12日まで。
名古屋市民ギャラリーは、名古屋の都心・栄の中区役所朝日生命共同ビル7、8階の全フロアに設けた計11の展示室からなっています。交通の便がよく、利用料金がリーズナブルで、展示スペースも絵画、写真、書、工芸などの発表に最適。日本水彩名古屋支部小品展はじめ、僕が通う水彩画教室の教室展、仲間とのグループ展もここで開かれています。
日本水彩名古屋支部の小品展では国内外の風景、静物、人物などを描いた8号以内の作品100余点を展示。サイズは小さいながらも、各自の今年の創作活動に対する意欲がうかがえる作品ばかりです。
今週の市民ギャラリーではこの他に、ペン字の線や色彩、デッサンなどの美しさを知る展覧会、全日本児童美術展、高年大学卒業生による第1回鯱雲水墨会作品展など。ギャラリーの念頭のを飾るにふさわしい傑作が並んでいます。