風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「寒波・大雪を乗り切って一輪のミニバラ」

2014-03-06 09:10:03 | 日記・エッセイ・コラム

                           
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                   (前夜からの強風も乗り切って微笑むミニバラ)


大寒波、記録的大雪。名古屋でもこんな言葉が飛び交ったこの冬。それを乗り切った一輪のミニバラが、わが家の軒下に置いた鉢で咲いています。開花して2ヶ月余、感動と驚きで見守っています。

昨年の12月中ごろ、残っていた枯れた花ガラを取り除きながら剪定していて、蕾が1個だけ残っているのに気づき、その枝だけ切り落とさなかったのです。ミニバラは毎年植え替えた方が良いそうですが、わが家では2、3年おきにしか植え替えていません。水は冬のあいだも数日おきに少しだけやっています。

花が開いているのに気づいたのは、クリスマスごろだったと思います。ふだんの花よりもやや大きめです。残しておいて良かったとの思いが、やがて驚きに変わりました。
年が明け、1月が過ぎ、寒波と雪の2月も咲き続けました。
そして、3月の今朝(6日朝)。前夜来からの強い風を心配しつつ鉢に近づくと、ニコッと微笑んでくれました。周りの枝には赤茶色の新しい芽が吹き出しています。

ミニバラについて詳しいことは知りませんが、開花期は11月半ばまでで、冬は「冬眠期」のはずです。
僕なりに推測すれば、軒下なので雨や雪を避けることができたことが第一の要因でしょう。もう一つ、ミニバラは日光を好むようですが軒下は日差しが少ないので、休眠状態のまま花を付けてきたのではないでしょうか。
要因がどうあろうと「ミニバラさんありがとう」です。