ビールの空き缶が素敵な絵になる――。こんなアルミ缶アートの第13回作品展(主催・NPO法人CAN缶アートG)が名古屋・栄の愛知芸術文化センター地下2階にあるアートスペースX室で開かれています。5月6日まで。
アルミ缶を何個も使って動物や建築物などを形作った立体作品は見たことがありますが、今回のような平面の絵画作品を見たのは初めて。
「500㍉リットルの缶ビールを切り開いてアルミ板にします。そこに絵を描き、凹凸をつけて色を塗ります。絵の具は何でも結構。マジックでもいいですよ。凹凸を打ち込む器具も、使えなくなったボールペンだって大丈夫です」と教えてもらいました。
簡単なようですが、初心者だとアルミ缶を切り開いたりする際に怪我をしかねないので、やっぱり経験者の指導を受けたほうが良さそうです。
会場には動物やアニメのキャラクター、それに環境問題や大震災からの復興を唱えるハガキ大の作品がずらり。
一般の部、子供たちを含む学生の部に分けて、来場者がお気に入りの作品をそれぞれ3点ずつ投票する趣向も設けています。
僕のような初心者にこのアートの素晴らしさが伝われば、と何点かを紹介しようと思いましたが「作品の掲載はご遠慮ください」とのことでした。ゴールデンウイーク。興味のある方は会場へどうぞ。