風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「白い実が魅力のナンキンハゼ」

2022-01-20 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

青空に向かって広がる無数の小さな白い実。散歩道にある公園で、高木のナンキンハゼが、冷たくて強い風に揺れていました。

ナンキンハゼは中国中南部が原産。秋の紅葉と、黒い実がはじけて飛び出した直径5㍉前後の白い種子が描く風景は、公園の植木や街路樹として人気があるようです。
ハゼの名前がついていますが、触れると肌がかぶれるウルシ科のハゼノキとは全くの別物。ただし、トウダイグサ科のナンキンハゼ実も和ロウソクなどの原料として重宝されますが、ハゼノキと同様に有毒だそうです。