風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

(楽描き水彩画「紙を替えて描く」)

2022-07-16 06:58:23 | アート・文化

同じモチーフや構図の絵を、画用紙を替えて描くことがあります。この「蒸気機関車の連結器」もそうです。
描いたのは、名古屋のリニア・鉄道館にある特急「つばめ」の連結器。地味な存在ですが、何両もの客車を牽引する部分に興味と力強さを感じて描きました。

数カ月前に描いた㊤の絵で使ったのは、黄土色がかった和紙のような薄い紙。中には網目のような透かし模様が入っていました。絵具が紙に滲み、定着しにくく、全体にぼけた感じ。しかし、透かし模様の効果もあって結構面白い作品になりました。

新しく描いた㊦の紙で使ったのは、純白で厚い画用紙。滲みが出ることはなく、連結器が比較的分かりやすく見えます。