風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「鈴懸けの風景」

2023-01-28 07:30:30 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・鶴舞公園の冬の風物詩、プラタナス(スズカケ)の「鈴懸けの風景」です。
奏楽堂を囲む約30本の古株。雌雄同株なので、どれにも鈴の実は垂れていますが、なぜか鈴の数にはかなりバラつきがあります。

トチノキなどとともに「世界四大並木樹」とされ、歴史は古代ギリシャ時代に遡るとか。日本には明治期前半に導入され、ひところは人気の街路樹でしたが、巨木になりすぎることや落ち葉の清掃が大変、などの理由でどんどん姿を消しました。

花言葉もあって「天才」「好奇心」。古代ギリシアの哲学者プラトンが、研究機関があったプラタナスの森で哲学を説いたことからだそうです。