日本庭園で知られる、名古屋・熱田区の白鳥庭園へ出かけてきました。
コロナ規制解禁のゴールデンウィークとあって、お出かけスポットはどこも大混雑。高齢者にはここなら大丈夫だろう、と訪ねました。
予想はピタリ。好天にも恵まれ、深緑に包まれた大小の池や流れ、それを繋ぐ橋や散策路をゆったり歩き、初めて見る花にも出会えました。
まず、池の湖面にスイレンに似た葉がびっしり広がり、点々と咲く小さな黄色い花。カメラで見ると、花弁の周りがギザギザになっています。帰宅後に調べたら、アサザという浮葉植物と分かりました。
池の周りの新緑のモミジには、ピンクの小さなブーメランに似た実がいっぱいです。
散策路に、たくさんの白い5弁の花を咲かせた木が目に止まりました。ネーム札にトキワサンザシとあります。別名はピラカンサ。秋には鮮紅色の実を枝いっぱいに付け、花も実も見事です。
近くに、またも白い5弁の花の樹木。シャリンバイ。葉が車輪状に丸くつき、花も梅に似ています。
池の水際には、青いアヤメや黄色いキショウブも。ヨーロッパや西アジアが原産のキショウブは、要注意外来生物に指定され、管理の行き届いたところでしか見られません。訪れたかいがありました。
池の土手には、赤紫のアザミの姿も。幼いころから耳にし、倍賞千恵子も歌った「あざみの歌」をハミングしながら家路につきました。
【アサザ】
【モミジ】
【トキワサンザシ(ピラカンサ)】
【シャリンバイ】
【アヤメ】
【キショウブ】
【アザミ】