風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「トラノオ」

2024-09-25 06:57:20 | 日記・エッセイ・コラム

庭の花壇にも、やっと秋の草花の出番。先陣を切ったトラノオが淡い青紫の花穂を次々と開いています。

かつて庭のトラノオは厄介者でした。旺盛な精力で他の草花や花木を追いやり、狭い花壇を占領するほどに。根ごと除去したり、新芽が出た段階で刈り除くなどの掃討作戦を進めたものです。

しかし勝手なもので、トラノオが激減すると寂しくなって作戦を中止したのですが、作戦中に領域を広めたホトトギスやフジバカマの抵抗は強く、トラノオが回復基調に入るには数年かかりました。