風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き水彩画「世界のメダカ館へも」



水彩画教室の今回のスケッチ取材は、名古屋の東山動物園。誰しも1度や2度は訪れているところなので、思い思いに散らばって取材を進めました。

冬場の午前中とあって、3週間前に来園したジャガーや熱帯地方が故郷の動物の多くは、飼育室に閉じこもったまま。
そこで、僕の場合は、堀に飛び込んで泳ぎ回る寒さ大歓迎のホッキョクグマや長い毛を分厚く纏ったアメリカバイソン、真っ白なシンリンオオカミ、高い所に置いた餌に夢中のアミメキリン、運動場のポールのてっぺんで園内を見渡しているゴリラなどを写真に収める一方で、いつもはスルーしがちな「世界のメダカ館」や鳥類を見て回りました。

世界のメダカ館は今年、ちょうど開館30周年を迎えました。小川や田んぼなどに生息する約150種の小型魚類の飼育、繁殖に取り組んでおり、世界でも唯一の施設です。
アブラハヤ、タモロコ、オイカワ、モツゴ、ニゴイ、ギンブナ、ナマズ、ニホンウナギ・・・・。子どものころの遊び場だった川や田んぼにいた懐かしいやつたちばかり。体長5~7㌢の魚ですが、湧水地にしか生息せず、体に針と熱帯魚を思わせる美しい色模様があって「ハリンコ」と呼んでいたハリヨにも出会えました。

鳥類では期待したハクトウワシは寝ぐらに入ったままでしたが、冬の日差しに赤い羽根が輝くフラミンゴ、絶滅危惧種であるコサンケイやタンチョウ、仲睦まじいオスとメスのモモイロペリカンなどを見ることができました。

㊤は絶滅危惧IA類の「ハリヨ」です


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