風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「愛知県美術館で『フィンランド・デザイン展』を見てきました」

2017-05-09 06:29:48 | アート・文化

 

名古屋・栄の愛知県美術館で開かれている「フィンランド・デザイン展」を楽しんできました。展覧会は5月28日(日)まで。

僕はデザインに造詣が深いわけではなく、フィンランドを旅したこともありません。ただ、以前、欧州旅行でフィンエアー(フィンランド航空)便を利用して、機内の居心地や乗客のマナーの良さを感じ、これは機内の壁や座席などの素敵なデザインと無関係ではないのではないか、と思ったことが今回の展覧会に足を向かわせたのです。

会場に入ると椅子、鳥の置物などの木工品、ガラスや陶器のコップや皿などのテーブルウェアが並び、天井からは大きな生地が垂れています。
フィンランドが生んだ人気キャラクターのムーミンをあしらったさまざまな本や日用雑貨、そして心地よさを感じたフィンエアーのポスターも。

展覧会から帰宅後、ネットで調べた結果、フィンエアーは快適な旅とデザインの関係を重視。この展覧会にも出品しているアパレル企業のファッションブランドとも提携していることを知りました。僕がフィンエアーの機内で感じたナゾが解けた思いです。

森と湖、そして白夜もあるフィンランドの大自然に包まれた暮らしが生み出したデザイン。
並んだ作品全体から受けたのは装飾美というより、シンプル、すっきり、優しさ、柔らかさ、落ち着きなどといった感じでしょうか。シンプルなデザインでいて機能性があり、作品同士が競合することなく調和していると思いました。

余談ですが、もうひとつ気づいたのは、ほとんどの入場者が極めて若いこと。僕が最高齢かもと思ったほどでしたが、一方で自分の感性はまだまだ若いのだとほくそ笑んだものです。



会場内で、このコーナーだけの撮影が許可されていました



楽描き水彩画「水彩画教室有志のグループ展『第10回風の游子展』を5月30日から開催します」

2017-05-08 06:42:53 | アート・文化

,


毎年恒例の風景水彩画教室有志のグループ展「第10回風の游子(ゆうし)展」を、
5月30日(火)から6月4日(日)まで、名古屋・栄の名古屋市民ギャラリー7階の第2展示室で開きます。
6人が各自8点前後ずつ出品を予定しています。

朝日カルチャーセンター名古屋にある「風景水彩画入門教室」の仲間たち。10年前に立ちあげ、これまでに多少のメンバーの出入りはありましたが、男性ばかりのグループです。

メンバーの平均年齢は毎年上昇。古希はとうに超え、ことしは後期高齢者ラインに。しかし、制作に向かう意欲と若々しさは全く変わっていないはずです。もちろん、絵の方も着実にアップしていると自負しています。
ご高覧、ご高批をお待ちします。





楽書き雑記「鉢を大きくしてやったサボテン、茎も花数も大幅増」

2017-05-06 06:44:06 | 日記・エッセイ・コラム

昨年、多くの花を見せてくれたご褒美と、長い間放置したままだったお詫びに大きな鉢へ移してやったサボテンが、茎と花数を大幅に増やして応えてくれました。

このサボテンはかつて子どもが部屋に飾っていたのですが、サボテンには関心がなく品種も分からない僕は10数年の間、ベランダに放置したまま。たまに花を見たことはありますが、毎年花が咲かないのはサボテンの特徴だろう、と思っていたのです。

しかし数年前、ぐい吞み大のカップの中で干からびたような数本の茎が可哀そうになり、鉢に移してガラスケース内へ。肥料もちょっぴり与えるなどしたところ茎が急激に増え、昨年になって9本の茎に小さなピンクの花をいくつか付けました。

鉢からあふれんばかりの様子に、再びひと回り大きなレンガ鉢に移してやったのですが、それに応えてくれたのでしょう。
茎も花も倍増したのです。
さらに鉢を大きくしてやろうか。それとも株分けを試みるか…。

昨年はこんな様子でした




楽描き水彩画「藤の古木の幹を絵にしました」

2017-05-04 12:58:42 | アート・文化

藤の花もそろそろ満開期に。名古屋でも先日掲載した名城公園をはじめ、都市公園や地域公園などで必ずといっていいほど藤の花に出会います。
今回は優雅でボリューム感のある花房ではなく、幹の部分だけを10号の絵にしてみました。

藤棚を這う枝(つると言った方がいいでしょうか)を、数メートルから長いのは10㍍ほども伸ばすという幹には、どっしり感と生命力を感じます。あちこち見歩いた中から古木の一本を選んで描きました。

それにしても、全体に曲がりくねり、どこまでが幹で、どこからが枝なのかはっきりしないほど。木肌も滑らかに見えるところがあるかと思うとザラザラ、ゴツゴツしたり、へこんだり、黒ずんだり。棚や花の影も加わって単調ではない面白さがありました。

 

 


楽書き雑記「20回目を迎えた『似っ展』=週刊朝日・山藤章二の似顔絵塾中部塾生展へ」

2017-05-02 16:04:54 | アート・文化

似てる!似てる!思わずうなり、吹き出したくなる作品の数々――。
週刊朝日の人気ページ「山藤章二の似顔絵塾」の中部塾生展「似っ展」が、名古屋・栄の名古屋市民ギャラリーで2日から始まりました。7日(日)まで。

週刊朝日の連載・山藤章二の似顔絵塾は1981年にスタート。政治家やタレント、スポーツ選手らの似顔絵を描いて、応募と評価を楽しみ、インストラクターなどプロの道に進んだ塾生も少なくありません。

そうした塾生のうち、東海北陸地方のメンバーたちが中部塾を結成。98年から毎年5月に作品展「似っ展」を開いており、今年はちょうど20回目を迎えました。

会場には、中部塾生の19人のほか東西からのゲストらによる自信作が、壁いっぱいに並びます。
時の人であるドナルド・トランプ米国大統領や小池百合子東京都知事、お笑いタレントの平野ノラやピコ太郎・・・。もちろん、森友学園問題の関係者らも似顔絵作家が逃すはずがありません。」

さらに記念展の特別企画も。
2020年の東京オリンピック特集として、メダルを狙う選手たちの似顔絵。
また同一テーマで競作する企画として、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手を描いた作品も並んでいます。

6日(土)と7日(日)には、無料で似顔絵を描いてくれる実演も予定されています。

熱心なリクエストに応えてサービス。6,7両日に似顔絵描きコーナーを設置するそうです