リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

住み良い都市なのに幸福感は最低って?

2015年04月20日 | 日々の風の吹くまま
初夏満開で暑いくらいの天気。何だかあまり良く眠れていない感じだけど、季節の変わり目
なのか、いろいろとストレスなのか、そのあたりは不明。純毛の毛布では汗をかくようになっ
たので、今日からアクリルの毛布。我が家の恒例の「衣替え」というところだけど、そろそろ
半袖のシャツに替えた方がいいかな。元々腕が短いのか、長袖だと袖口が邪魔になってし
ょうがないので、冬は素肌に七分袖のTシャツ一枚だけ。新居の暖房は電気のベースボー
ドヒーターで、27年慣れ親しんだ輻射熱暖房とはがらりと変わるけど、念のためにダイソン
のhot+coolを買っておこうか・・・。

忘れないうちにワタシの追加納税分を払い込んでおいて、後はのんびり。新聞めぐりをして
いたら、連邦統計局がOECDの幸福度調査と同じ項目を使って全国33都市の幸福度を
計ったら、(メトロ)バンクーバーはどん尻の33位だったというニュース。国際調査なんかで
はいつも「住み良い都市」の上位5位以内にランクされているのに、カナダで一番みじめな
都市って、何で?ライバルのトロントはすぐ上の32位だけど、どんぐりの背比べ。上位の都
市を見ると幸せ感たっぷりなのはケベックや沿海州、オンタリオやプレーリーの「地方都市」。
はて、幸せ感が薄いのは大都会の病弊ってことなのか・・・。

でも、全体的に慨して幸福度が高いのは、不健康な人よりも健康な人、男性よりも女性、独
身者よりも既婚者、移民一世よりもカナダ生まれの人、40代と50代よりも年下か年上の年
代、無学歴の人よりも高学歴の人、低所得者(年収300万)よりも高所得者・・・って、何か
わかり切ったことのような気もするけど。ちなみに国としてのカナダの幸福度は去年の報告
では5位か6位だったから、大都会の人たちを除けば、みんな押しなべてけっこう幸せだっ
てことか。でも、世界に誇る住みよい街バンクーバーに住んでいて幸せ感が低いって、どう
いうことなんだろう。雨が多いからか、生活コストが高いからか。

バンクーバー市についてはもうワタシが来た40年前のバンクーバーではなくなったと言え
るかな。つまり、ワタシ的な幸福度は低下したってことか。別にぎすぎすしているわけじゃな
いけど、昔と比べると何かよそよそしさを感じるな。何よりも人間の温もり感みたいなものが
なくなりつつあるような気がする。まあ、おしゃれな(つもりの)都会ってのは概ねそんなもの
かもしれないけど・・・。