リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ピンと来ないけど67歳

2015年04月25日 | 日々の風の吹くまま
天気晴朗。今日はワタシの誕生日。今日で満67歳。67と言う数字が何だかピンと来ない
けど、思いっ切り60代後半かな。年齢を重ねて来たという意識はあるけど、年を取ったとい
う実感はなくて、いつも「今の自分」だったような気がする。子供を持てなかったので、その
成長の過程を見て自分の年を知る機会がなかったからかもしれない。人並みになんだかん
だとあったけど、仮死状態で生まれて、67年前の今日が命日だったかもしれないと思うと、
よくがんばって生きて来たなあという感慨はある。だからワタシにとって誕生日はこの年に
なっても「生きて存在する自分」を確認する大きな意味のある日なんだろうと思う。

でもやっぱり67歳と言ってもピンと来ないなあ。初めての誕生日の前、こんな顔をしていた
ワタシ。何を考えていたんだろう・・・。

     

今年も自分でコース料理を作って祝おうと思っていたけど、ずっと錐もみ状態の飛行を続け
て来たような感じだったので、カレシの提案で久しぶりにTojo’sの6コースのお任せ。お酒
はボージョレーヌーヴォーならぬ春の新酒。若いお酒らしく軽やかな飲み口だった。ワイン
ボトルのサイズは飲み切れないので、キャップをして包んでもらって持ち帰って来た。魚づく
しのメニューはおいしかったのなんのって。最後の握り寿司のお皿には厚めにかつら向き
にした大根のチューブの中にろうそくの飾り。挟んであったにんじんの花が揺らめく明かり
に透けて見えて、何とも粋な趣向・・・。

テーブルに着いたときに特別な日かと聞かれて誕生日だと言ったので、デザートのクレムブ
リュレにはワタシの分にろうそくが1本。いつも楽しいおばちゃまウェイトレスさんと後3人が
大きな声でハッピーバースデイを歌ってくれた。ライフスタイルが大きく変わる年、いいこと
がありますようにとお願いして、小さなろうそくをふっ。ワタシ、めでたく67歳・・・。