リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

怒涛と大雨の後は・・・

2015年04月21日 | 日々の風の吹くまま
天気は下り坂。夜はArts Clubのカリフォルニアワインフェアに合わせたディナーがあるん
だけど。ちょこっとおしゃれして行くんだから雨には降って欲しくないなあ。でも、午後4時過
ぎにはもうぽつぽつ。5時過ぎには小雨。今夜はお酒を飲むから、モールの地下鉄駅まで
車で行って、地下鉄とバスを乗り継いで会場のレストランまで行こうと思っていたら、車に乗
り込んだとたんにカレシが「車で行く。少し離れたところに駐車すれば、歩いているうちに酔
いも覚めるさ」。まあ、そうだけど・・・。

今年のディナーの会場は劇場に近いSienaという小さなレストラン。いつもはおしゃれっぽ
いトラットリアだけど、今日は貸切なのでシェフ(女性)が腕を振るってのコース料理。ランゴ
スティーヌのテルミドール(まあまあ)とシャルドネ、仔牛のウェリントン(ちょっと今いち)と赤
のブレンド、グレープフルーツのグラニタで舌をリセット、桜の木でスモークしたブリスケット
のざくろソース蒸し煮(おいしい!)とカベルネソヴィニョン。最後はカルーアとチョコレートの
セミフレッド(おいしい)。テーブルでの会話も弾んで、楽しい息抜きのひととき。

10時を大きく回って帰って来たら、ポールから「条件が取れた!」と留守電。同時にメール
で条件解除の書類が来ていたので、さっそく2人のサインを入れて、スキャンして返送。あ
はっ、これで我が家の売買契約が法的に成立。これで新居の購入オファーに最後に残って
いる条件を期日前に解除できて、こっちの売買契約も法的に成立する。後はそれぞれの契
約に明記されている日程に従って移転登記の最終手続きをして、買った新居の明け渡しを
受け、売った我が家を明け渡したら、引越し大作戦はめでたく完結。

買主側のエージェントから最終手続きの終了後に土地測量と土壌検査をする必要があると
言って来たところを見ると、わざわざ入れてくれた誓約文の通りに明け渡し後あまり間を置
かずに家を解体して、「夢の家」の工事を始める計画なんだろうな。もしからしたらもう設計
が始まっているかもしれない。どんな家が建つんだろうね。何か急に思い立った引越し大作
戦、時間をかけて進めるはずがここまで来るのにわずか3ヵ月。狂乱市場の怒涛にのまれ
た感じだけど、33年住んだこの土地を離れる日まであと4ヵ月足らず。でも、後はやるべき
ことをひとつずつ確実に進めて行くだけだから、「大雨降ってさらに地固まる」の予感・・・。