リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

新しい家具でちょっぴり新婚気分?

2015年08月01日 | 日々の風の吹くまま
今日から8月。BCデイというよくわからない三連休の週末。バンクーバーの夏はフェスティ
バルラッシュの感があるけど、いろいろな民族のコミュニティ・フェスティバルも多い。日本人
町があったパウェルストリートでは日系人のお祭「Powell Street Festival」があって、今年
で39回目になる。ワーキングホリデイなどの一時滞在の日本人は「日本の祭」だと思って
いるらしい。たしかに神輿を担いだり、日本食の屋台があったり、和太鼓や日本舞踊があっ
たりするけど、あくまでも日系カナダ人のルーツとしての「日本」であって、「日本を海外に紹
介する」ためのフェスティバルとは違う。でも、日本から来た人たちにはこの辺の線引きが
難しいらしい・・・。

今日は納品された家具第1陣の検収。ソファやダイニングテーブルを含めて16品目、全部
で24点をひとつひとつチェック。「ほんとにこれが全部収まるの?」とカレシ。まったく家具の
ない部屋は実際の広さよりも小さく見えるんだそうで、だから不動産屋がよくステージャーと
いう業者を使って家具を配置するのは「すてきなインテリア」を演出するための他に「狭い」
という印象を与えるのを防ぐ目的もある。要するに、部屋の中に当然あるような家具がない
と目がだまされるってことかな。書き込んだ間取り図に全部ちゃんと収まっているから大丈
夫。残金の小切手を切って、では5日に・・・。

嫁入り道具を持たずに海を渡って来て、カレシと一緒に暮らし始めて40年。やっときちんと
した家具を持つことができた。何となくシェーカー様式の影響を感じさせなくもないシンプル
な直線のデザインが気に入ったんだけど、素材がすべて無垢材だからどっしりした安定感
があって、パーティクルボードを使ったイケアの家具とは重厚さで比べ物にならない。全体
を同じデザインで統一したのは正解だったな。リビングとダイニングでは仕上げの色が違う
けど、間に置くソファの色がつなぎ役になって、まとまりのある落ち着いた雰囲気になりそう
かな。考えると新品のソファを買ったのは初めて。食器棚も、飾り棚も、コーヒーテーブルも、
ナイトスタンドも、引き出したんすも、完成品を揃えたのは初めてだから、やっぱりちょっぴり
新婚気分・・・になるかな?

Bekinsから電話があって、作業開始は、4日の荷造りが午前8時半、5日の家具の搬送は
店が開く午前10時、6日の引越し本番は午前8時半。うはぁ、また早起きの連続か・・・。