リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

行きはよいよい、帰りはこわい

2015年08月25日 | 日々の風の吹くまま
なぜか7時半に起きてしまった。何となく季節の変わり目を感じるような朝。週末までに雨が
降るという予報。それもそのはず、土曜日から恒例のPNEが始まったもの。農業共進会か
ら始まったPNEは100年の歴史を持つ、子供たちにとっては夏休み最後のカーニバル的
イベント。でも、昔からなぜかPNEが始まると雨が降るというジンクスがあるもので、この時
期に雨が降ればPNEのせいということになるからおもしろい。

今日は通販などの小包受け取りサービスの口座を作るために、6番ストリートを2、3ブロッ
ク上がったところにあるビジネスショップにでかけた。FedExやUPSの発送代理店をやっ
ているところで、がらんとしたショップの壁にはレンタルの私書箱がずらりと並んでいる。窓
口には若い人がひとりいるだけで、ここで10ドル払って通販で買い物をするときの「発送先
アドレス」を作ってもらう。注文の品物が届くとメールで知らせてもらって、重量に合わせて
設定された小額の手数料を払って引き取るしくみ。セキュリティの行き届いたコンドミニアム
は配達がめんどうそうだし、FedExのオフィスは遠いので、こういう受け取り代行サービス
は便利でいい。ついでに新しい住所のスタンプも注文。

ランチの後は思い立って、8番ストリートの坂道を下りて、ダグラスカレッジまで散歩。大きな
公立カレッジで、いつも思うんだけど、どうしてカレッジの建物の中って迷路みたいなんだろ
うな。内側で窓のない教室がずらりと並んでいるのはできるだけたくさん教室を詰め込もう
という魂胆なんだろうけど、学生は教室探しにひと苦労する。ダグラスは最近ランガラカレッ
ジなどと提携して演劇分野にも力を入れているので、そのうちに夜間の成人クラスにも講座
ができるかな。帰り道は6番ストリートのサンフランシスコ級の上り坂。クィーンズアベニュー
のあたりまでが特にきついけど、4番アベニュー辺りからやや平坦になる。いい運動だけど、
膝ががくがく・・・。

バルコニーに出たら、コンテナ埠頭に船の姿がなくて、きのうは手持ち無沙汰の様子だった
ガントリークレーンが3台仲良く寄り添っていた。キリンが3頭並んでいるような感じで何とな
く風情があるね。

    船、来ないかなあ・・・

    一緒なら寂しくないね