リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっと我が家らしくなって来た

2015年08月12日 | 日々の風の吹くまま
引越し本番の日から数えて6日。あっという間にほぼ1週間。寝室の外の6番ストリートは幹
線道路なのに、住宅地なのに深夜でも騒々しかった旧居とは比べものにならない静けさ。
下の階のバルコニーの屋根がバッファになっているのかもしれないけど、ほんっとに信じら
れないくらいに静かで、おかげでぐっすり眠れるようになった。ときどきは遠くから貨物列車
の汽笛が聞こえて来て、子供の頃の霧の夜に布団の中で夢うつつに聞いた汽笛の記憶が
蘇って来る。霧に包まれる季節になっても「霧笛」は聞こえないだろうけど、何か人生が一巡
したような感じがしないでもない。

また暑くなった。寝室は北東向きなので、朝日がもろに差し込んで来る夏は暑い。北東と南
東に向いていて二面が天井から床までガラス張りのオフィスはコンピュータ2台から出る熱
も加わってもっと暑いけど、太陽が南に回って日陰になると自然に涼しくなって来るし、南東
向きの屋根付きバルコニーは奥行きが深いので、夏は直射日光が入らないから1日中ひん
やり。夏の一番暑いときでもこの程度ならダイソンの扇風機で十分そうな感じがするな。

今日は旧居から外して持って来た水のろ過装置を取り付けてもらった。逆浸透圧でろ過し
た水に慣れると水道の水はやっぱり何かまずい。ついでにフィルターも取り替えてもらって、
やっと飲みなれた水にありついた。ちょうどバーの道具が出て来たので、さっそくろ過した水
で氷を作って、待ち遠しかったマティニで乾杯。調理道具もいろいろと出て来たので、夕方
にカレシとスーパーへ「今日の夕飯」の買い物。カレシは久しぶりにサラダを作り、ワタシは
出来合いだけどリブを焼いて、枝豆を蒸して付け合せ。ほぼ1週間にしてどうやらまともな
「おうちご飯」・・・。

食べ終わる頃にカレシが「アイスクリームを買い忘れた」と言うので、またスーパーに走って
ハーゲンダッツのジェラートを1個買って来てデザート。スーパーが近すぎるのもちょっと何
だなあと思うけど、こういう便利さが商業地区に住むことのご利益なんだろうな。でも、便利
さにスポイルされてぐうたらに拍車がかからないといいけどね。それにしても、このコンドミニ
アムの住人たちのフレンドリーさと来たら、エレベーターで一緒になると自然に世間話が始
まる。新しいからこそこれからコミュニティができて行くんだろうけど、バンクーバーとはずい
ぶん人が違うという感じ・・・。