らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

The Miro Quartet

2010年05月15日 23時59分48秒 | お気に入りのCD
 何種類も所有しているのに・・・・・。新しい演奏を聴いてみたくなってしまうのが収集家です。マニアともオタクとも言われる事がありますが、気にしていてもしょうがありません。

 と言うことで、また新しいL.v.BeethovenのSQを手に入れました。ミロ・クァルテットの演奏です。

 HMVの説明書きによると、彼らは1995年秋に設立し、翌年4月に第50回コールマン室内楽コンクールで第1位、続くフィショフ全国室内楽コンクールでも第1位と大賞を受賞、98年にはバンフ国際弦楽四重奏コンクールで一位及びカナダ人作曲家チャン・カ・ニン作曲の特別委嘱作品演奏賞受賞、その後2000年にもウォルター・W ・ナウンバーグ財団室内楽賞を受賞し、一躍世界の注目を集めるようになり、現在、アメリカで練れていてエキサイティングな若手クァルテットの一つといわれています。

 Beethovenの初期の6曲~作品18の6曲が収められていて、2CDで1300円でおつりが来るんです。失敗しても良いやの気持ちで、新人クァルテットの演奏はなるべく買って聴いてみるようにしています。お気に入りがあれば、そのクァルテットの新譜をチェックしてゆくのも面白いことです。「俺は彼らが無名の時代から知っていたんだぜ~~!」とちょっとした自慢になるかも知れません。とは言っても、このミロ・クァルテットは結成15年たったちゃんとしたクァルテットという認識ですが。

 Beethovenの後期作品の難しさは何回も書いてきましたが、この初期の6曲はハイドン・モーツァルトの影響を受けていると言われ、とても聴きやすい作品群です。Beethovenの弦楽四重奏曲のとっかかりとしては、入りやすいです。

 その演奏は、とてもわかりやすくて聴いていて疲れませんよ。何回聴いてもさわやかです。自然な音楽作りでとても好印象です。世界には知らないけど、ぞくぞくと良いクァルテットが誕生しているんですよ。他に何枚か別の作曲家のCDも出ているので、興味がある方はどうぞ!!!!!
HMVジャパン
コメント
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