らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形市民会館

2010年05月18日 23時50分15秒 | 山形県
 先日リハーサルでしたが、久しぶりに山形市民会館の大ホールを使用しました。

 私が入団した頃の山形響は、定期演奏会を全てこの山形市民会館で行っていて、市民会館自主事業も年間数回あったので、随分と利用する機会が多かったように思います。

 今は、山形テルサや山形県県民会館での定期演奏会になってしまったので、山形市民会館に来ることは年間に数えるほどです。

 山形市民会館は、1973年に開館した多目的ホールです。大ホールは1202席あって、県民会館より座りやすい座席もあります。音響の方は多目的ホールのため比較的にデッドです。しかし、このならないホールで昔は一生懸命演奏して大きい音を出すようにしていたのを覚えています。今は山形テルサなどの音楽専用ホールも県内に随分出来たので、大きい音より響きを重視するように演奏スタイルも少しずつ変わってきたように思えます。

 座席数の問題(山形テルサの2回公演・山形県県民会館)でなかなか使用する機会がありませんが、演奏者側から言わせてもらうと、このホールの他のホールより良いところがあります。

 舞台が広い事。そして舞台裏の広い事、楽屋が広い事などが上げられます。そして演奏者用駐車場~楽屋口~楽屋~トイレ~舞台裏~舞台~ロビーとアクセスがとても良いのです。位置関係がとても演奏奏者側から使用しやすいという事があります。

 舞台やホール内の音響ばかりでなく、こういう裏側の事まで考えているホールはまだ県内は少ないと思います。経済的な理由が大きいのかもしれません。

 ここのホールで演奏会があると山形県県民会館や山形テルサよりも他人との距離がとりやすくて、疲労も少ない気がします。本当に座席数や音響の事が惜しいです。

 (写真)楽屋口の脇のもみじ
コメント (2)
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