らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

旅の日

2010年05月16日 23時54分55秒 | 歴史探訪
 本日は、旅の日です。

 と車のエンジンをかけたらカ~ナビが言うので、何故だぁ~?と思って帰宅後調べてみました。

 本日は、松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立った日だそうで・・・・・。

 松尾 芭蕉(1644~1694)という俳人の事は、私正直あまり知りません。

 奥の細道を書いたくらいしか・・・。恥?

 その奥の細道という紀行文が有名なために旅人だと思われていた彼が、実は隠密だったという説もあるそうですね。仙台藩を探っていたとか・・・。実際の所はわかりませんが、面白い見解です。

 そうそう私も今年度は旅人になる期間が長くて、1年で約3ヶ月も旅人です。体力的に持つか不安いっぱいですが、充分に準備して体力をつけているので、今年度は何とか持ちそうです。

 体のケアはいつまでも大切ですね。たまには早く寝ましょうか・・・・。

 隠密活動は控えましょう・・・。
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The Miro Quartet

2010年05月15日 23時59分48秒 | お気に入りのCD
 何種類も所有しているのに・・・・・。新しい演奏を聴いてみたくなってしまうのが収集家です。マニアともオタクとも言われる事がありますが、気にしていてもしょうがありません。

 と言うことで、また新しいL.v.BeethovenのSQを手に入れました。ミロ・クァルテットの演奏です。

 HMVの説明書きによると、彼らは1995年秋に設立し、翌年4月に第50回コールマン室内楽コンクールで第1位、続くフィショフ全国室内楽コンクールでも第1位と大賞を受賞、98年にはバンフ国際弦楽四重奏コンクールで一位及びカナダ人作曲家チャン・カ・ニン作曲の特別委嘱作品演奏賞受賞、その後2000年にもウォルター・W ・ナウンバーグ財団室内楽賞を受賞し、一躍世界の注目を集めるようになり、現在、アメリカで練れていてエキサイティングな若手クァルテットの一つといわれています。

 Beethovenの初期の6曲~作品18の6曲が収められていて、2CDで1300円でおつりが来るんです。失敗しても良いやの気持ちで、新人クァルテットの演奏はなるべく買って聴いてみるようにしています。お気に入りがあれば、そのクァルテットの新譜をチェックしてゆくのも面白いことです。「俺は彼らが無名の時代から知っていたんだぜ~~!」とちょっとした自慢になるかも知れません。とは言っても、このミロ・クァルテットは結成15年たったちゃんとしたクァルテットという認識ですが。

 Beethovenの後期作品の難しさは何回も書いてきましたが、この初期の6曲はハイドン・モーツァルトの影響を受けていると言われ、とても聴きやすい作品群です。Beethovenの弦楽四重奏曲のとっかかりとしては、入りやすいです。

 その演奏は、とてもわかりやすくて聴いていて疲れませんよ。何回聴いてもさわやかです。自然な音楽作りでとても好印象です。世界には知らないけど、ぞくぞくと良いクァルテットが誕生しているんですよ。他に何枚か別の作曲家のCDも出ているので、興味がある方はどうぞ!!!!!
HMVジャパン
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山形Q練習36-vol.3

2010年05月14日 23時56分19秒 | 山形弦楽四重奏団
 本日は山形Q練習日でした。仕事の合間にも練習をちょこちょこしなくてはならず、本当にクァルテット活動を続けることは大変なことです。まぁ好きで活動しているので、休みが無いのはしょうがないことです。もう10年目なので慣れました。

 まずは、ドビュッシ~とエルガ~の弦楽四重奏曲を少し合わせてみました。久しぶりの響きでまたやりたくなりましたよ。

 そしてB.Bartokから・・・。

 第1楽章から第2楽章、第3楽章の途中まで・・・・。楽譜的には作曲者によるテンポ変化が細かく書いてあるので、すべて表現しようとするだけでも大変です。前の流れから推測できるテンポ変化なら良いのですが、結局「記憶テンポ」が大切になってきます。今回は2ndVnやVcにその役割が多い気がします。

 そしてもう一つの問題。個人的好みで各演奏者が使用している弦の種類が違うので、音色の統一が難しいです。スチ~ル弦・ナイロン弦・ガット弦すべて音色が違います。各人がその弦の出す音色をナチュラルに出すと寄り合いません。

 どういう音が全体で欲しいのか?これから話合わないと駄目かも知れませんな。

 個人的努力では追いつかない、相乗りできない状態です。個人的にはガット弦の音色感は好きですが、近現代の音楽においては合わないと思うのですが・・・・。全楽章Attacca(全部止まらないで演奏されること)なので、チュ~ニングの狂いやすいガット弦を使うことはリスクをともないます。しかも夏場の本番ですしね・・・・・。

 他のメンバ~に対しては、そこまで足を踏み入れたくはないのですが、これは私の個人的な見解だと思って書き記しました。

 さてその後、第2回庄内公演に向かっての練習を早くも始めました。L.v.Beethovenの弦楽四重奏曲第2番を練習しました。正式に日取りも決まってませんし、ましてやプログラムも決まってません。ですが、今後込み入ったスケジュ~ルなので、準備は色々しておかないと活動に差し支える気がしますので、今頑張っておかないと・・・・。

 旅行で練習日を取れなくなってしまう日々が続きそうですからね・・・・・。
 
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夕ご飯

2010年05月13日 23時59分20秒 | 雑記
 昨日は玄米を食べているという話でしたが、時間が無いときは結局こんな食事で夕ご飯です。

 足りない気もしますが、本番後に帰宅して夜も遅いので我慢するのが良いでしょう。

 しょうがない事です。
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玄米

2010年05月12日 23時55分27秒 | 雑記
 ここ数週間、家でのご飯を玄米に切り替えています。

 玄米を食べる事は、健康志向という風に思われがちですが、違うんです。元々古代米など少々固いお米が好きだったので、ある時、産直で買って来て、後で精米しようとしていた玄米をそのまま炊いたのでした。

 それが大ヒット!!

 それ以来、玄米食になってしまいました。普通の白米では物足りなくて・・・・。

 炊飯器がちょうど壊れたので、玄米を美味しく炊けるやつにしました。

 気のせいですが、少し健康的になった気もします。
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ぎりぎり

2010年05月11日 23時52分03秒 | 雑記
 今日でポイントが失効してしまうので、某ド~ナツ屋さんに行って景品と交換してもらいました。

 若い頃は、このド~ナツの匂いが大嫌いでしょうがなかったのですが、ここ数年急に食べるようになりました。

 甘い物は、疲れた時には良いと言いますから・・・・。

 ポイントカ~ドも更新されて、ボーナスポイントくれました。

 また1年たまに行っちゃうんだろうなぁ~~。

 メタボにならないようにしないと・・・・。
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年末まではあと235日。

2010年05月10日 23時51分57秒 | 雑記
 司馬遼太郎「花神」を読み終わってから、どうも無性に豆腐が食べたい日々が続いています。

 小説の中で、主人公~村田蔵六が毎晩の晩酌の時に豆腐を食べながらお酒を飲む描写が、頻繁に出てくるのに影響を受けた気がします。

 あ~家に帰って、冷や奴を食べたい!!

 だんだん暑い日が増えてきたように思えるので、なおさらです。

 ス~パ~マ~ケットへのお買い物にも付き合って、今日食べる豆腐はこれだ!とほとんど毎日吟味しています。

 色んな種類の豆腐が売っているんですね。毎日迷います。

 今日は写真の豆腐を食べました。ゲプッ。
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ヴィオラ Vol.28

2010年05月09日 23時51分59秒 | ヴィオラ
 ヤコブ・ドント(Jacob Dont 1815~1888)の24曲のエチュードとカプリス 作品35 (無伴奏ヴィオラのための)を今日は上げます。ドントはオーストリアのヴァイオリニスト兼作曲家、教師でした。

 このエチュードは、ヴァイオリン教育の中級くらいのレベルでしょうか?私はこのエチュードはヴァイオリンで練習していないので(もうこのレベルの頃にはヴィオラにうつっていました)、よく分からないのですが・・・・。

 このヴァイオリンのエチュードをマックス・ロスタル(Max Rostal 1905~1991)が、ヴィオラ版に編集しています。どうもこのRostalという人の事はよく分からないのですが(ウィキペデイア等で調べて下さいな)、私の師U.Koch先生が知り合いだとかで、この人の版のエチュードを持参すると機嫌が良くなった記憶があります。他の編集者だと間違いが見つかるとイライラする事もあったのですが・・・・・。

 このエチュ~ドとの出会いからお話しします。実は、このエチュードの前にパガニーニの24のカプリスのヴィオラ版を課題に出されていました。第1、5、13番など5~6曲練習してはレッスンで見てもらっていました。学生当時実は、腱鞘炎の慢性化で常に左手が痛い状態でした。弾き方も今より悪かったり、手の筋が弱かった事が原因で、長時間連続で練習するとすぐに左手が悲鳴を上げていました。休み休み少しずつ練習するしかなかったのです。

 パガニーニはヴァイオリンで演奏しても難しいのに、ヴィオラで演奏する事はとても当時の私には(今もか・・)とても困難がつきまとったのです。10度を開く大きな手もなかったし、過酷な重音の嵐を練習する気力も無かったのを白状しなければいけません。そこで、これ以上パガニーニと付き合っても、自分には良い事が無いと思って先生に初めて課題の変更を申し出ました。

 そこで先生が、推薦してくれたのがこのドントだったのです。Rostalの編集は細かく演奏の仕方を支持してあって、大変勉強になると思ったので、このショット版で練習しました。第1番から重音の嵐で・・・。爆。

 しかし、パガニーニに比べればヴィオラで演奏しても無理が少なかったので、それ以降はまた楽しくエチュードと向かい合えました。

 でもこのエチュードさえ、ヴィオラで演奏するにはとても難しいと思い知らされるのは、エチュードが進んでからの後の事でした。結局最後まで見てもらいましたが(卒業後のレッスンも含めて)、やりきった時の開放感は今でも忘れられません。

 いつかまたチャレンジします・・・。かな??

 
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貰い物・届き物

2010年05月08日 23時52分01秒 | 雑記
 いよいよ山菜のシ~ズンがきました。たくさん食べて、デトックスしましょう。

 近所の方からこごみをたくさんもらいました。良いでしょう?田舎生活って!!

 本日は、挽肉と味噌油で炒めて食べました。なかなか良い一品になりましたぞ!

 そして、数日前から楽しみにしていた~美味しい珈琲屋さんという噂の珈琲が届きました。
     

 お試しのセットですが、中身は通常の物となんらかわりはございません。豆を碾いてお湯を少しずつ入れると、いつも入れている珈琲よりもの凄く盛り上がります。空気をいっぱい含むのでしょうか??

 胸焼けのしない極上の珈琲でした。しばらく高級な珈琲タイムを送ることが出来そうです。

 満足!!
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最後の休み

2010年05月07日 23時52分46秒 | 大江町
 今日で、お盆までのお休みは全て終わりです。望んでいないのに・・・どんどんオートメーションでスケジュールが埋まってゆきます。うぅぅぅぅぅ~~ん。

 どうすればいいのだぁ~~!と叫んでみたところで、しょうがないこと。

 明日は明日の風が吹きます。

 最後の休みは、おもいっきりお休みモ~ドで、朝日町の亀次郎さんに行っておいしい蕎麦を食べました。ちょうど今頃まで寒ざらし蕎麦が限定でいただけますが、少々遅くお店に行ったので今日の分は終わっていました。しょうがないまた来年。

 でも普通のお蕎麦も抜群に美味しいので大満足して帰って来ました。ここのお蕎麦はいつ食べても最高です。

 帰りの田舎道は、桜はそろそろ葉桜になりつつありますが、色々な美しいお花を見ることが出来ます。
     

 けっして桜に負けていません。

 私も明日から頑張って、乗りきるしかありませんな。

 本日の〆は、舟唄温泉に行って体を温めました。
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山形Q練習36-vol.2

2010年05月06日 23時54分56秒 | 山形弦楽四重奏団
 ゴールデンウィークあけで、山形Q2回目の練習でした。

 F.J.Haydn~W.A.Mozartの練習をした後に録音して、終わり・・・・・。

 そして前回の練習で、やり残したB.Bartokの第3楽章から練習。

 初めはメトロノ~ム付きで、変拍子のためず~と拍子だけをとって演奏してみました。

 そして最後にメトロノ~ム無しで合わせてみました。

 曲の最後まで通りました。

 ・・・・・・・・・・・・。

 通っただけです。

 また次回に色々持ち越して、じっくり練習してゆきます。なんだか急に暑くなりましたね。体調を再び崩さないように気をつけないと・・・・。

 
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2010年05月05日 23時53分00秒 | 大江町
 田舎暮らしをする人達は、恵まれた自然に囲まれた環境が普通です。雪国では、雪が消えた今を待ち構えたように桜を筆頭に色んな花が咲きます。

 田舎は都会暮らしをする人より住宅環境が恵まれていて、庭いじりなどをする家庭が多いのです。自然の中に花々がたくさんあるのに、わざわざ自分の庭で花々を手入れする人が多いのです。遠くの山を眺めたり、わざわざその近くまで行かなくても、住宅街を歩くだけで色んな花を見ることが出来ます。

 今の時期、田舎街は花々で溢れています。

 昨年、駄目だな・・・と思って引っこ抜いた球根を捨てた場所から、新しいチューリップの花が元気よく咲いていました。生命の強さに吃驚!我が家の庭のチューリップの中では、一番美しく咲いています。不思議です。
     

 植木鉢などで咲く花もきれいですが、庭に咲く花の中で私が一番気に入ったのは・・・・。

 このワイルドストロベリ~の花でした。清楚でかわいいです。
     
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ヴィオラ Vol.27(エチュードの練習の仕方)

2010年05月04日 23時59分25秒 | ヴィオラ
 どんな練習の仕方だとしても、「習うより慣れろ」という言葉があるように効果があるのだと思います。アマチュアの場合は普段の仕事があって、楽器をさわる時間が制限されているわけですし、とにかく楽器を出来るだけ毎日さわっている時間がほんの数分だとしても、その勘を鈍らせないために重要な事でしょう。

 ただ楽器を演奏するレベルを向上させたいと思った時に、その方法は短時間でより効果のある方法の方が嬉しいですし、その人なりの方法をあみ出すのも楽しい事かも知れません。

 そこで今日は、私のエチュードの練習の仕方を少しだけお話しします。

 私も学生の頃は、とにかく時間をかけて課題のエチュードを何回も、(所謂根性で)止まらないように練習する事を第一に練習していたように思います。曲の最初から最後までとにかく通してゆくのです。何回もつまずく所は、取り出して集中練習をしてました。このやり方も悪くはないですが、効率的かどうか?はよくわかりません。

 もう少し、1曲のエチュードを今後の自分の血となり肉とするために練習する方法をある時期に変えました。私には効果があった方法なので、これから書きます。

 まず、練習しようと思ったエチュードの曲全体(譜面)をよく眺めます。そこで、このエチュードは何を練習者に学ばせたいか?よく考えることです。スピッカ~トだったり、重音だったり、レガ~トだったり、音飛びだったり、曲によって求めていることが違うと思います。

 その作曲者の方針を推測出来たら、それを頭に入れながら練習し始めます。

 曲を最初から眺めて、ひとくくり~それは第一主題だったり、解決までの音楽の場所だったりします。~だけを暗譜するまで練習します。写真が小さいですが、例えば左側のペ~ジの4段目位までだけとにかく弾けないところが無くなるまで練習します。このエチュードで求められる技術的要求はここまでの間にほとんど網羅されているのです。

 最初から最後まで通すやり方よりも、最初の部分をまずクリアにする方法の良い所は、そのエチュード全体の理解がよりすすむところです。その4段目までを暗譜する位まで練習を終えた後の音楽は、エチュードの場合はほとんど展開していかないので、同じ技術の応用です。

 なので、最初の4段目まで演奏出来れば全部を演奏出来るようになるのがよりはやく感じます。最初は1ペ~ジ半もある長いエチュードだと思っていたのが、たった4段だと思う事で、気持ちが楽になるでしょう??

 最初の4段目を暗譜する頃には、早く次の所にいきたいと欲求も高まるかと思います。

 私は普段こうやってエチュードを練習していきます。
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司馬遼太郎「花神」

2010年05月03日 23時53分04秒 | 読書
 新しいカテゴリ~作りました。なにぶん老眼問題があるので、少しずつしか読めませんが、たまに更新します。

 3月の中旬位から読み始めて、一昨晩の床の中で上中下巻すべて全て読み終わりました。幕末期の話です。

 周防国吉敷郡の百姓に生まれた村田蔵六(のちの大村益次郎)の幕末期における出世、活躍などを描いた小説です。もう少し書くと、とにかく無口な村田蔵六が、人に誤解されながらも倒幕の総司令官を務めた話です。

 幕末の歴史話では、とかく尊皇攘夷、薩長、坂本龍馬、西郷隆盛など常に登場してくるワ~ドが中心になりがちなのですが、この話は、少しもドラマティックではない人物にスポットを当てたところが、とにかく面白くて最後まで少しずつですが読みました。

 高校の頃に1回読んだのですが、あらためて読んでみると司馬遼太郎さんの文は読みやすいですね。疲れてなければどんどん読めますし、話のわき道に行き方が実に面白かったです。

 どうもNHK大河ドラマのイメ~ジが抜けなくて、村田蔵六が登場する場面では、中村梅之助さんの顔しか浮かびません。あらためて、また大河ドラマの映像を見てみたいと思いました。

 
 さて今度は、海音寺潮五郎「平将門 上中下」を読み始めます。何ヶ月で読めるかな・・。汗。
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ヴィオラ Vol.26

2010年05月02日 23時52分41秒 | ヴィオラ
 バルトロメオ・カンパニョーリ(Bartolommeo Campagnoli 1751~1827)の41のカプリース Op.22(無伴奏ヴィオラのための)もよくエチュードとして、ヴィオラの教育用に使用されます。

 音楽大学や音楽高校の入試などにもこの曲集の中から課題が出る事が多かったような記憶があります(現在の入試がどうかは分かりません)。なので、音楽大学入学前にレッスンで課題に出される事が多いようです。もちろん音楽大学に入学した後にもヴァイオリンからヴィオラにかわった人の中には、手にした人が多い曲集じゃないでしょうか?

 練習曲というより各曲が小品として成り立っているので、ヴィオラ奏者にとってはとても楽しく学んでゆくためにありがたい曲集だと思います。先に挙げた3つの教則本はヴァイオリンの曲集を5度下げたものだし、ヴァイオリンを学んでいる人達にもメジャ~なので、このカンパニューリを始めた頃はヴァイオリン奏者が知らないオリジナルなエチュードを練習し始めた感じがして、嬉しかったのをおぼえています。

 ただこのあたりの曲集になると、多くの先生方は1曲ずつ少しずつ面倒を見てくれる感じではなくて、とにかく練習してきなさいと言うことで、1回のレッスンに何曲かまとめて練習していくようになるので、曲集の全部を終えたとしても駆け足に終えたという感じになってしまいます。

 詳細な解釈は個人の練習仕方によります。私もダッシュで練習した記憶しかないので(とにかく先に先に・・・)、このエチュードと関わった時間が極端に短かったのです。練習したのは20年位前なので、曲想がすっかり記憶の彼方でした。

 最近もう一度しっかり基礎から楽器に向き合ってみようと決心しまして、実はこのエチュードを再び練習し始めました。ちゃんと演奏するには結構難しいんですよね・・・。こんな曲をよく勢いだけでレッスンに見てもらっていたなぁ~と今になると恐れ多いことをしていたと、気恥ずかしくなります。

 当時、全然理解出来なかった事が、少しは分かるようになっている自分がいて嬉しいのですが、それだけレベルアップしているか?というのははなはだ疑問で、求める事が高くなっているので、自分に厳しく練習するのは多少の苦しさを伴います。

 でもこの曲達がちゃんと演奏出来るようになったら、だいぶ安定できるような感触があって、今は左手・右手一生懸命改造しています。良い曲達なので、楽しいのですよ・・・・。
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