何年かぶりに家からほど近い、小マングローブ林に言ってきました。 小さくてもヤエヤマヒルギとオヒルギもあり、ミナミトビハゼ等もいて立派な物です。逆に言えば短時間でマングローブを理解するにはとても良いかも。
ヌタヌタの中を歩いていくとこれまた数年ぶりの、三又のヤエヤマヒルギの胎生種子に出会いました! 何が珍しいのかと言うと、ヒルギの種と言うのは丸い部分に4つの種が出来て、その中で一番元気?なのが一本突き出てきて育つんですが、たまに二本出て来たり、極稀にこのように三本出て来たりします。 だいたいその中で一番元気なのだけ残って後のはダメになったり全部ダメになる事が多いのですが、とにかく三又のはたまにしか無くて、しかもこんな小マングローブでいきなり出会うとは思いませんでした。
ちゃんと泥を取ってから撮影すれば良かったですね、すみません。 ところでこのマングローブ林もちょっと心配事を抱えてて、何かと言うと上流側が何に使うか良く分らないような感じで伐採されているのです。 ただ砂利が敷いてあってフェンスで囲われているだけで、ずっとそのままです。 おかげでかなりのオヒルギが伐採されて無残な物でした。 世界中でマングローブ林を守ろう!増やそう!としているのに全く時代と逆行していますね。 自然満喫の島とか言ってるんだから思い切ってマングローブ林はいっさい、伐採・開発禁止!にしちゃえば良いのに。