アオミオカタニシ(ヤマタニシ科・絶滅危惧種)です。 日本だと奄美から八重山までいるはずだったんですが、奄美では絶滅扱いだそうです。 オカタニシと言っても内地の仲間はカタツムリと違いが良く分りません。 しかもカタツムリとかデンデンムシという名前は代名詞だから全部同じ扱いなんですが、一般的なのをカタツムリだとすると、ヤマタニシ科はサザエみたいに蓋がある事と、触覚が2本しかありません。デンデンムシは4本でしょ。
アオミオカタニシに関して言えば、名前の通り青い(緑色)んですが、それは中身の色が緑色で殻の色が青いんじゃないんです。 殻が透けてるんですね。 その証拠に画像を見ると中身の血管見たいのが見えてるでしょ。 殻だけのを見ると多くの貝と同じように炭酸カルシウムの白い色です。 本当はもうちょっと待って顔を出したのを撮りたかったんですが、何時までたっても出してくれないし、そうこうしてる内に蚊はいっぱい寄って来るは、ヒルはドンドン長靴を登って来るはで諦めました。 残念だったな、目が触覚の付け根付近にある、ユーモラスな顔が見たかったのに。