下見で海岸林を散策してたら新しいリュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科、絶滅危惧種)の自生地を見つけました。この場所ではまだ出始めのようで、ツボミと言って良いのか分かりませんがまだまだ頭が出始めたのばかりで、頭すら出てないのも沢山あり、落ち葉の下のは間違えて踏んじゃいそうです。
細かい事は過去に沢山書いてるのでそちらを見て頂くとして、この場所も実はすぐ側まで伐採が始まっていて、もう少しで知らないうちに無くなってしまう所でした。海岸林のこんな側まで伐採する事が問題ないのか分かりませんが、残って良かったです。
きちっと咲いてるのが一組だけあったので見て下さい。回りの小さいのが尾花で真ん中の卵型のスポンジ見たいのが雌花の集合体です。このリュウキュウツチトリモチに含まれるポリフェノールが美白に効くと言う事で研究されていて、抽出物の成分がメラニンの生成を抑えると言う事で発表からはや6年経ちましたが、その後どうなったんでしょうか? 西日本に自生するただのツチトリモチは「全草を、解熱、解毒、酔いさまし、止血に用いる」と書いてあるのでリュウキュウツチトリモチにもまだまだ可能性は大いにありそうです。