もう9月も終わりに近づき、夜になると涼しい空気を感じます。今年の夏は昆虫も鳥も少なかったっと皆言うけど、ここ数年はそんな年が続いています。おそらく気候変動で自然の循環が狂い、それぞれの地域で今までの常識がおかしくなっているんでしょう。
出だしとタイトルが全然違いますがサガリバナ(サガリバナ科)の花、まだ見られます。これは気候変動関係なく以前からで、一年中とは言いませんがピークは過ぎても一生懸命探せば、どこかしらで見る事が出来ます。そこは八重山(笑)。
花の数は少ないですが、キレイでしょ。でもオイラが見て頂きたいのはそれだけじゃない。良く見るとハラビロカマキリの若者が、サガリバナの甘い匂いに釣られ寄って来た蛾を狙っているんです。蛾の存在がこの画像だと分かり辛いんですが一番下から2段目の左の花の中に。
サガリバナは種類によって食べられるのもありますが、普段見ているのは毒がある方かも知れないので食べるとエグイです。
早目に咲いた物はもう果実になり地に落ち、実生が育っています。残念ながら山道の途中なのでこの子は育たないと思いますが、他の落ちていたまだ芽が出てない物は出来る限り沢の方に投げておきました。なんで山の中にあるのかって? 数千年前はこの辺りも海の側だったからです。
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