ふと見ると葉っぱの上を小さなゴミ屑が動き回っています。
何でしょう?
動くゴミ 石垣島.mp4
クサカゲロウ(クサカゲロウ科)の幼虫でした。クサカゲロウは葉っぱの上でアブラムシとか葉ダニを食べてくれる益虫です。カゲロウの仲間だからおっかないクワを持っていてそのクワ顎で虫を捕らえ体液を吸ってしまうのです。ウスバカゲロウの幼虫、アリジゴクと同じですね。
百取り虫やホタルの幼虫みたいな歩き方をしています。背中にあるゴミ屑を良く見るとゴミだけじゃなく、他の昆虫の脱皮柄や自分の脱皮柄、他の昆虫のパーツなんかも付けてますね。つまり食べちゃった亡骸も付けてる訳です(怖!)。こんな短い脚でどうやってゴミ屑を体に付けるんでしょうか? 撮影は出来ませんでしたが以前見た時に、何か接着剤見たいな物があるのかまでは分かりませんでしたが、このクワ顎でゴミを挟み、仰け反って体に押し付けてるのを見た事があります。
カモフラージュの為にゴミ屑を付けているんだと思いますが、今回はあまりにもデカいゴミだったので、かなり目立ってました。体中に毛が沢山生えているので、マジックテープ見たいに引っ掛けてくっ付けているのかな? 顕微鏡などで見たらそれも判明するはず。もし今度見つける事が出来たら、せめてルーペで観察して見ましょう。オイラが見る前に誰か見る事があったら、結果報告してください!
★以前掲載した記事
https://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/00ba798ad72d1ce24585a645ed56571f
#リフトアップ石垣島エコツアー
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