昨日の雨は上がりましたが、
昨日は春、今朝は一転して
“冬” と感じた空でした。
それは、
北風のせいかも知れません。
そう言えば、アンの仲間?
エミリーは、北風の事を
【がみがみ女】 と、
言っていましたね。
少しだけ、開いている
窓からも、その風が、入り込んで、
ガタゴト、音を立てて揺らせています。
言われてみれば、ちょっぴりうるさいかも・・。さすが、エミリー!
ところで、つい今しがた、近所の人が野菜を持って来て下さいました。
雨は、降っていないと思っていましたが、微かな雨。そう言えば・・。
パリの雨は、細い細い霧雨なのだそうですね。
日本のような土砂降りの雨は、ほとんど降らないのだそうです。
ですから、トレンチコートと、せいぜいレインハットで十分、
しのげると、聞いた事があります。
それは、“こんな雨なのかな・・?” と、今日の降るか降らない雨を見て、
ふと思ったものです。傘もささないで、トレンチコートの襟を立て、颯爽と・・。
やはり、ロマンティックです。そして格好いいですね。
さて、上の写真は、映画 『海の上のピアニスト』 と、『タイタニック』 のCD です。
雨と何ら関係はありませんが、ロマンティック気分には浸れます。
折角ですので、船と汽車という違いはありますが、
“オリエント急行内で、使われていた物と同型” という、ランプを灯してみました。
尤も、模造品ですが・・。でも少しですが、雰囲気は味わえます。
時代背景は、奇しくも 『アンの世界』 と同じです。
海の上と言いますと、溢れるロマン!
それこそ、たっぷりありますが、同時に悲劇も多いですね。
『タイタニック』 もそうですが、『海の上のピアニスト』 も同様です。
船の中で生まれ、船の中しか知りません。船だけが全世界。
その船から降りようにも降りられない・・最後の一歩が、
どうしても踏み出せない、哀しい主人公の姿が、印象的でしたっけ。
そんな映画の思い出を何度も、反芻(はんすう)しながら、
今日も又、この CD を聴いています。
特に、エンディング・テーマ曲の、「ロスト・ボーイズ・コーリング」 は、
(歌詞&ヴォーカル:ロジャー・ウォーターズ) 主人公への子守歌のように、
切々と歌い上げています。