
【繊細な 「水引草(ミズヒキソウ)」】

【「セージ」】
【夏の残光】



「暑さ寒さも彼岸まで」 とはよく言ったものですね。
日中は、まだまだ暑いけれど、随分、秋らしくなりました。
まず空が高くなりました。光と影がくっきり・・。太陽の匂い。
「夕空晴れて秋風吹き・・・」 思わず昔懐かしい唱歌を口ずさんでみたり。
秋は、やはり郷愁を誘われます。
庭の隅に群生している水引草が秋の風情を醸(かも)し出しています。
尤も夏にも咲いていましたけれど私の中では秋の認識。
一方、夏の名残りの花も健在です。
最後の夏を精一杯、謳歌しているかのよう。
それはある種、刹那的(せつなてき)で思わず見とれてしまいます。

さて、前置きが長くなりました。
先日の「スマートメーター騒動?」 の後日談をご報告致します。
実は、9月14日(木)に取り付けを一旦、
断ったものの、自分自身、限界を感じていました。
これ以上、言われると・・悔しいけれど、仕方ないのかな・・と。
今思い出しても、私ごときがあの高圧的な態度と物言いの
業者に勝てる自信など更々ありません。
自分の家だけでは効果がないと、
あれから友人や近所の方に聞いてみたのですが、
皆さん、「メーター交換と言うから交換して貰ったけれど・・?」
~程度の認識。
それはそうですね。私だって、たまたまネットで知っただけ。
「これこれしかじか・・」 と説明すると、「エ~ッ!」 状態。
友人宅では、留守中勝手に交換されていたとも。
どうやら東電と違って関電は、「スマートメーター」 の名前は一切出さず、
法定規則の10年の定期取り換えを利用して一気に交換する
腹積もりだったようです。それにしても姑息な手段を使いますね。
そのせいか、まだまだ地方ではゼロの所も多いのに、
日本で一番普及率がいいのだそうです。
要するに、みんなが知らないうちに 「急げ、急げ」 なのでしょう。
下請け企業は、スマメ景気にウハウハとか。
そんな時、9月20日(水)に関電から電話がありました。
驚いた事に、在庫があったのでアナログメーターを
取り付けてくれると言うではありませんか。
そんなこんなで。翌9月21日(木)、
無事、アナログメーターに交換されました。
電話では、「4、5年しか使えない」 と言っていましたが、
平成37年4月まで。
これだって単なる先延ばしに過ぎないでしょうが、
ひとまず猶予が出来ました。
その間に1人でも多くの人が声を上げれば、
この日本だって反対運動が起きるかも知れません。
まだ政府は対応を決めかねているそうですから。
結局、「法律で決まっている」 「もう製造中止で在庫がない」 等々・・。
嘘だったのですね。断る勇気を出せて良かったです。