【師走の紅葉】
【薔薇色の背景】
【背景変われば・・】
「スゼット、君は本当に美しいね。 この世の人とは思えない。 君ほど素敵な人に 僕はお目にかかった事がないよ」 ディックが言った。 「女性に出会えば、誰にでも 30分後には必ずそう言うんでしょう? 私はもうとっくにオールドミスの 仲間入りをしているんですからね」 「心からそう思えば、正直にそう言うさ・・・ 心の底で思った事はその瞬間に言おうって、 僕は最近心にきめたんだよ。 リラ・フォード夫人は、 いつもそう心掛けているんだって。 日常生活を活気づけるには、 これほどいい方法はないよ」 【「アンの思い出の日々」】 |
【透明な朝 ~ 午前7時の空】
今日も透明感のある冬らしい空で明けました。
冬の空は、(特に朝の空に限れば)春から夏にはない、
独特な雰囲気があって好きです。
ただ今日は昨日と違って、あまり日射しがありません。
従って体感温度は、すこぶる寒くなっています。
【木香薔薇】
【蔓性植物】
さて、クリスマスも
終わり、今年も残り
僅かとなりました。
冒頭の写真は、
お隣の紅葉(モミジ)。
それにしてももうすぐ
お正月になろうとする
この時期に未だに紅葉を
見る事が出来るなんて。
これも温暖化の
現象なのでしょうね。
もう随分前、
「紅葉の季節は、
お正月に」
そんな新聞記事を
目にした事があります。
その時は、俄かに
信じられない気がした
ものですが、いよいよ
現実のものになろうとしています。
ともあれ、最近は一部の木を除いて、
冬枯れの現象さえあまりなく、季節感が乏しくなっています。
後、数日でお正月・・本当に信じられないのです。
話は、ガラッと変わります。
昨日、折角外出しましたのに、肝心の振込用紙を忘れ、
今日再度、出掛ける羽目になってしまった私。
しかもこんな調子ですから、
“ちょっとそこまで・・” のコンビニですら、
着て行く服に、あれこれ迷い、思わぬ時間の浪費。
結局、普段着にコートを引っ掛けただけというお粗末さ。
玄関先の鏡に映った姿も気に入らず、渋々出掛けました。
払い込んで、領収書を貰ったその時、
店員さんに言われた一言。
「お洋服、素敵に着こなしていらっしゃいますね。
私もそんな格好をしたいと思っているのですが、
似合わないから・・」 と。
「エッ・・? 嘘!!」
まさかの店員さんの言葉に咄嗟(とっさ)に、
そんな言葉を返してしまった私。
本当にそう思っていたからなのですが、
「嘘」 という言葉は失礼だったかな・・?
と瞬間的に思ったものです。
「私は、嘘は言いません」
そんな風に返され、「実は・・」 と事の顛末(てんまつ)を。
「気分が塞(ふさ)いでいましたから、
そんな風に言って頂いて凄く嬉しかったです」
と、お礼を言って、お店を後にしました。
その店員さんの言われた言葉が、
「私は、いいな・・と思ったらその場で口にするのですよ」
こんな世の中、褒められて悪い気はしませんものね。
それだけの事で、出掛ける前と後では気分は大違い。
私も、これから心掛けると致しましょう。
確かに日常生活を活気づけるには持って来いです。
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