だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

音楽が繋ぐもの

2008-05-15 20:48:50 | 映画
1992年2月14日(バレンタインデイ!)ロンドン生まれのフレディ・ハイモア。「ネバーランド」「トゥー・ブラザーズ」(04)「チャーリーとチョコレート工場」(05)「アーサーとミニモイの不思議な国」「プロヴァンスの贈りもの」(06)

「ライラの冒険/黄金の羅針盤」(07)「スパイダーウィックの謎」(08)と、日本でもヒットした作品ばかり。中には子供時代のみ、声の出演というのもあります。もっとも、1994年2月23日ジョージア州生まれのダコタ・ファニングには、負けますが…。

いつの間にか16歳のハイモアですが、まだまだ幼い雰囲気を持っています。最新公開作は、「奇跡のシンフォニー」(07)。この映画の中で、ハイモアは11歳の少年を演じています。監督は、ジム・シェリダン監督の娘で、「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」(02)の脚本家カーステン・シェリダン。初監督作品です。

NY州ウォルデンの男子養護施設で育ったエヴァン・テイラー(ハイモア)。音に非常に敏感で、自然界の物音さえも音楽に聞こえてしまう鋭い音感の持ち主。音楽を通じていつの日か、名前も知らない両親に会えると信じていました。

施設でいじめに遭い、児童福祉局からリチャード・ジェフリーズ(テレンス・ハワード)がやって来ます。“養子”になることを勧められたエヴァンは、ここから離れると両親が捜しに来れないと、拒否します。11年と16日。ある晩、エヴァンは施設を抜け出し、NYへやって来ます。

ストリート・ミュージシャンの子供たちと共同生活をはじめたエヴァン。彼らの元締めは“ウィザード”と呼ばれる男(ロビン・ウィリアムズ)。彼から“オーガスト・ラッシュ”(原題)という芸名を貰うと、両親に会いたい一心で演奏するのでした。NYでたった1人、音楽を通じての親捜し。果たして…?

両親を演じるのは、母ライラを「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」(06)のケリー・ラッセル。父ルイスを「マッチポイント」(05)のジョナサン・リス=マイヤーズ。チェリストとロック・ミュージシャンの間に生まれた、エヴァン。奇跡は起こるです。感動のラストを見に行きましょう!
コメント (2)
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