だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

鍵はどこに?

2011-11-09 22:20:51 | 映画
1960年5月24日イギリス、コーンウォール出身のクリスティン・スコット・トーマス。演技を学ぶため19歳でフランスに移住。映画デビューは、「プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン」(86)。未見

次作がチャールズ・スターリッジ監督「ハンドフル・オブ・ダスト」(88)で、主人公の妻役でした。主人公は「モーリス」(87)のジェームズ・ウィルビーで若い男をルパート・グレイヴスが共演。

他にもアレック・ギネス、ジュディ・デンチ、アンジェリカ・ヒューストンと本当に豪華。1930年代初頭の田園風景も素敵でした。そのせいか、スコット・トーマスを時代物が似合う女優さんと思っていました。

アンソニー・ミンゲラ監督、レイフ・ファインズ主演「イングリッシュ・ペイシェント」(96)でアカデミー賞主演女優賞ノミネートされ、「ミッション:インポッシブル」(96)にも出演。ちょっとびっくり。

「モンタナの風に抱かれて」(98)「ランダム・ハーツ」(99)「ゴスフォード・パーク」「海辺の家」(01)の後、フランス映画「ルパン」(04)でジョセフィーヌ=カリオストロ伯爵夫人を演じてました。

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(07)←3部作のはず? 「ブーリン家の姉妹」(08)フランス映画「ずっとあなたを愛してる」(08)「お買いもの中毒な私!」「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」(09)

こうしてみると主に英国映画で、フランス映画でも活躍。久々のフランス映画に主演したのが、タチアナ・ド・ロネの原作をジル・パケ=ブランネールが脚本、監督した「サラの鍵」(10)です。

パリで夫と娘と暮らす、アメリカ人女性記者ジュリア・ジャーモンド(スコット・トーマス)は45歳。待望の妊娠を夫から反対され、戸惑う彼女は、ある取材で衝撃的な事実に出会うのでした。

1942年フランスのヴェルディヴで起きたユダヤ人迫害事件と、現在住んでいるアパートで起きた事件。それはかつて住人だったユダヤ人一家がアウシュビッツに送られ、10歳の長女が収容所から逃亡したこと。

一斉検挙の朝、サラ・スタルジンスキ(メリュジーヌ・マヤンス)は弟を納戸に隠し鍵をかけたのです…。果たしてサラは?ジュリアは?他にエイダン・クインが共演。ファンです。見ましょ。
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