だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

世界が終わる時…

2011-11-25 20:50:57 | 映画
先日「コンテイジョン」(11)を見て、つくづく感染って怖い…と思いました。直接だったり、間接だったり、感染方法はいろいろ。一般的な風邪だって、人からもらっちゃうことがよくありますね。

本当に病気は怖い。病気になってはじめて健康の大切さが身に染みます。映画にもいろいろな病気が…。TVM「運命の瞬間(とき)/そしてエイズは蔓延した」(93)は、エイズの発症と解明を描いています。

ウォルフガング・ペーターゼン監督「アウトブレイク」(95)ではアフリカ奥地で発生した未知の伝染病が描かれ、TV「ミレニアム」(96~99)では鳥インフルエンザが衝撃のラストに登場。

ジョゼ・サラマーゴ原作の映画化、フェルナンド・メイレレス監督「ブラインドネス」(08)では突然視力を失い、真っ白になる謎の病気を描いていました。何が怖いって、目が見えない恐怖は計り知れません。

パーフェクト・センス」(11)の監督は、イギリス人のデヴィッド・マッケンジー。ユアン・マクレガー主演「猟人日記」(03)で脚本・初監督デビュー。監督4作目となる本作も、テーマは感染症です。

何の前触れもなく、その病気は始まります。世界中に爆発的に広がった“SOS”と呼ばれる原因不明の感染症。それはあらゆる人々の嗅覚を奪い去るのです。やがて味覚や聴覚も失うことに…。

その先に待っているものは人類の滅亡。そんな時、シェフのマイケル(ユアン)と感染症学者のスーザン(エヴァ・グリーン)は出会い、恋に落ちます。しかし奇病は猛烈なスピードで新たなステージへ。

嗅覚、聴覚、視覚、味覚、触覚の五感が徐々に失われていく…。迫り来る世界の終りに貴方は何を思うのか?怖過ぎ。サンダンス映画祭に出品された衝撃作。いったい何が描かれているのでしょう。

共演はユエン・ブレムナー、コニー・ニールセン、スティーブン・ディレイン。エヴァ・グリーンはパリ生まれで、母親は「雨の訪問者」(70)の女優マルレーヌ・ジョベール。あら、懐かしい。

「キングダム・オブ・ヘブン」(05)や「007/カジノ・ロワイヤル」(06)などに出演。マッケンジー監督、実は「アサイラム/閉鎖病棟」(05未)でも、精神病院をテーマにしています。見ます。
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