運命の5日間

１９７５年１０月５日イングランド、バークシャー州レディング出身のケイト・ウィンスレット。ベルンハルト・シュリンク原作『朗読者』をスティーヴン・ダルドリー監督が映画化した…

「愛を読むひと」（０８）で、アカデミー主演女優賞受賞。レイフ・ファインズ共演。その他、ノミネートは５回もある演技派です。ピーター・ジャクソン監督「乙女の祈り」（９４）で、映画デビュー。

現在３８歳のウィンスレットですが、３人の母親でもあります。映画の中でも母親役を好演。例えば、ギリーズ・マッキノン監督「グッバイ・モロッコ」（９８）、マーク・フォースター監督「ネバーランド」（０４）

トッド・フィールド監督「リトル・チルドレン」（０６）、サム・メンデス監督「レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで」（０８）もそうでした。最新作「とらわれて夏」でも、母親役を演じます。

ジョイス・メイナードの原作を脚本、監督したのは、ジェイソン・ライトマン。「ＪＵＮＯ／ジュノ」（０７）と「マイレージ、マイライフ」（０９）でアカデミー賞監督賞にノミネートされました。

１９８７年、９月初めのレイバー・デイ（労働者の日）の週末。アメリカ東部の静かな町で、１３歳の息子ヘンリー（ガトリン・グリフィス）と暮らすシングルマザーのアデル（ケイト・ウィンスレット）。

アデルは突然夫が去ったことで、心に深い傷を負っていました。ある日、警察に追われる脱獄犯フランク（ジョシュ・ブローリン）と出会い、彼を自宅に匿うことを強要されます。

自宅に着くと、フランクは決して危害は加えないと約束。彼は家や車を修理し、２人に料理し、ヘンリーに野球を教えるのでした。やがて、ヘンリーはフランクを父のように慕うようになります。

そしてアデルとフランクは、お互いに惹かれ合うように。しかし運命の５日間は、１日１日と過ぎていきます…。脱獄犯と、心に傷を負ったシングルマザーと思春期の少年。果たして？

共演は、大人になったヘンリーにトビー・マグワイア、若き日のフランクにトム・リビンスキー、ヘンリーの父ジェラルドにクラーク・グレッグ、隣人のジャーヴィス氏にＪ・Ｋ・シモンズ。見ます。