だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

もう一度、青春をやり直そう!

2015-09-09 20:06:39 | 映画
脚本家、監督、女優として活躍するフランスのノエミ・ルヴォウスキー。うむ、あまりよく知らないかも。フィルモグラフィーを見ると、彼女の作品で見たことがあるのは…

ブノワ・ジャコー監督「マリー・アントワネットに別れをつげて」(12)だけでした。レア・セドゥ、ダイアン・クルーガー主演で、カンパン夫人を演じていました。といっても覚えてない…。

ルヴォウスキーは、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ主演「私を忘れて」(94)で監督デビュー。テデスキとは「人生なんて怖くない」(99)で監督で組み、彼女の監督作「ラクダと針の穴」(09)と…

「女優」(06未)では脚本を担当。テデスキ、きれいですものね。それはさておき、ノエミ・ルヴォウスキーがいったいどんな映画人なのか、この作品でしっかり見ておきましょう!

監督、脚本、主演を務める「カミーユ、恋はふたたび」(12)です。パリ在住のカミーユ(ノエミ・ルヴォウスキー)は、40歳の主婦。そろそろ人生の折り返し地点を迎える中年女性。

お酒と飼い猫に慰められる、さえない日々を送っていました。ある日、25年連れ添った夫エリック(サミール・ゲスミ)に、20歳の彼女がいることが発覚します。

さらに離婚を言い渡されてしまうカミーユ。そのショックから立ち直ろうと、パーティーで大はしゃぎ。ところが酔っぱらって転倒し、意識を失ってしまいます。そして気がつくと…

なんと学生時代にタイムスリップしていたのです!見た目は中年のまま、なのに周りは10代のカミーユとして見ているようなのです。そこで違和感はあるものの…

もう一度、青春を謳歌しようと決意!今は亡き大好きな両親や、個性的な友人たちと過ごすのです。やがて夫となるエリックとの出会いの時がやって来ます…。果たして、カミーユは?

共演者にジャン=ピエール・レオ、マチュー・アマルリック、ヨランド・モローの名前が。第65回カンヌ国際映画祭(監督週間)SACD賞受賞他、セザール賞13部門ノミネート。ぜひ。
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