トニ・エルドマンって、誰？

２００９年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画、フアン・ホセ・カンパネラ監督「瞳の奥の秘密」（０９）は、キウェテル・イジョフォー、

ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツ主演「シークレット・アイズ」（１５）として、ハリウッド・リメイク。フレッド・カヴァイエ監督のフランス映画…

「すべて彼女のために」（０８）は、ラッセル・クロウとエリザベス・バンクス主演で、ポール・ハギス監督「スリーデイズ」（１０）に。また、韓国映画…

パク・チャヌク監督「オールド・ボーイ」（０３）は、スパイク・リー監督、ジョシュ・ブローリン主演の「オールド・ボーイ」（１３）としてリメイク。

オリジナルかリメイクか好みはそれぞれですが、アメコミ大流行のハリウッドは、海外の素晴らしい題材をリメイクするのも流行っています。

ルパート・サンダーズ監督、スカーレット・ヨハンソン主演「ゴースト・イン・ザ・シェル」（１７）も、一種のハリウッド・リメイクでしょう。

マーレン・アデ脚本、監督のドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」（１６）は、早くもジャック・ニコルソン主演で、ハリウッド・リメイクが決定しています。

ルーマニアのブカレストのコンサルタント会社で働く、イネス（サンドラ・フラー）。父親のヴィンフリート（ペーター・シモニシェック）は、悪ふざけが大好きで…

うまくいっていません。ある日、愛犬の死をきっかけに、娘を心配したヴィンフリートはブカレストへ。何とか数日間一緒に過ごし、父をドイツに帰すイネス。

ところが、彼はトニー・エルドマンという人物になって、戻って来たのです。果たして、その真意は？ふむ、ジャック・ニコルソン、お得意の役所ですね！