美しすぎるモノクロの“灯台”

キャサリン・ハードウィック監督「トワイライト 初恋」（０８）で、ヴァンパイアのエドワード・カレンを演じたロバート・パティンソン。

好き嫌いはあるでしょうが、シリーズ（５作品）終了後、パティンソンの選んだ作品は個性的で結構好き。「ベラミ 愛を弄ぶ男」（１２）、

「コズモポリス」（１２）、「奪還者」（１３）、「ディーン、君がいた瞬間（とき）」（１５）、「シークレット・オブ・モンスター」（１５）、

「アラビアの女王 愛と宿命の日々」（１５）、「ハイ・ライフ」（１８）、「ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏」（１９）、

「ＴＥＮＥＴ テネット」（２０）など。美形な容姿を無視して、どんな役にも挑戦する役者魂が好き。どんどん汚れ役をやって欲しいです。

ロバート・エガース監督「ライトハウス」（１９）は、１８０１年にイギリス、ウェールズで実際に起きた事件をベースにしたスリラーです。

１８９０年代のアメリカ、ニューイングランドの孤島。４週間にわたって、灯台と島の管理を行うため灯台守としてベテランの…

トーマス・ウェイク（ウィレム・デフォー）と、未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー（ロバート・パティンソン）がやって来ます。

初日からそりが合わず衝突を繰り返す２人。険悪な雰囲気の中、嵐が襲い孤立状態に。やがて２人は、狂気と幻覚に捕らわれ…果たして？

クリストファー・ニーホルム監督、ジェラルド・バトラー主演「バニシング」（１８）も実際に起きた、３人の灯台守の事件でしたね。見ましょ。