だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ヨウティエとクイインの物語

2022-12-19 21:29:36 | 映画
予告編を見て、中国の農村を舞台にしているとは言え、いったいいつの物語?と思いました。それが2011年の西北地方の農村だと知って…

少しばかり驚きました。11年前。中国の現在の姿をニュースや映画などで見ていると、本当に驚かされます。中国って本当に広大な国なのですね。

未見ですが「僕たちの家に帰ろう」(14)のリー・ルイジュン監督「小さき麦の花」(22)は、監督6作目の映画。脚本も。

2011年、中国西北地方の農村。ヨウティエ(ウー・レンリン)は、貧しい農家マー家の4男。両親と2人の兄は他界し、今は3男の…

ヨウトン(チャオ・トンピン)の家で暮らしています。しかし、ヨウトン夫妻には彼は厄介者。ある日、体に障害のあるクイイン(ハイ・チン)と…

見合いして夫婦になります。ヨウティエとクイインは、不器用ながらも互いに思いやり、慎ましく生きていきます。ところが農村改革によって…

住んでいた空き家を追い出されてしまいます。家を建てるためにヨウティエが作った日干しレンガが、突然の大雨に襲われたこともあったけど…

立ち退きの補償金を元手に、とうとう自分たちの家を建てます。力を合わせ、毎日懸命に働く2人でしたが、突然クイインが亡くなります。

果たして?監督は、1983年甘粛省出身の39歳。これまで『人と人との関係性や土地、急速に変化する中国の片田舎の家族、生や死に…

焦点を当ててきた』そう。自身の故郷、甘粛省張掖市花牆子村を舞台した本作。またウー・レンリンは、監督の叔父で実際に農民。見ましょ。
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