だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アドルフという名前の意味

2020-05-26 11:33:20 | 映画
ようやく6月公開予定の作品から、スタートです。ドイツ映画、ゼーンケ・ヴォルトマン監督「お名前はアドルフ?」(18)です。

原作は、2010年にフランスで上演されたアレクサンドル・ド・ラ・パトリエールとマチュー・デラポルトの戯曲『名前』とか。

哲学者で文学教授のシュテファン・ベルガー(クリストフ・マリア・ヘルプスト)と国語教師の妻エリザベス(カロリーネ・ピータース)は…

ディナーの準備中。彼女の弟トーマス・ベッチャー(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ)と、幼馴染で音楽家のレネ・ケーニヒ…

(ユストゥス・フォン・ドナーニー)がやって来ます。トーマスの恋人アンナ(ヤニナ・ウーゼ)を待つ間、生まれて来る赤ちゃんが男の子で…

名前も決めていると発表します。その名前が『アドルフ』だとわかった途端、全員が大論争。『アドルフ・ヒトラーと同じ名前を子供につけるのか?』

予想外に暴かれる家族の最大の秘密とは?名前の話からドイツの歴史や、ナチスの罪にまで発展。果たして?原作のフランスでの名前は?

『アドルフ』というと思い出すのが、手塚治虫作『アドルフに告ぐ』。3人のアドルフ(1人はヒトラー)という名前を持つ人物を描く漫画。

メノ・メイエス監督、ジョン・キューザック主演「アドルフの画集」(02)では、画家を目指す青年アドルフ・ヒトラー(ノア・テイラー)が登場。

ダーヴィト・ヴネント監督「帰ってきたヒトラー」(15)も。負の遺産を描くドイツ映画のすごさ、素晴らしさを痛感。見ましょ。

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