爆破事件の真相は？

今年も、見たい映画をたくさんメモして行こうと思っています。すべてを見れるわけではないけれど、見たい映画がたくさんあるのはうれしい限り。大好きなスターや監督をチェック、チェックです。それにしても元旦に見た「キック・アス」（１０）は、最高！

それはともかく、誕生日が同じユアン・マクレガー。ファンです。１９７１年３月３１日スコットランド出身。最近では、「天使と悪魔」「フィリップ、きみを愛してる！」「ヤギと男と男と壁と」「アメリア 永遠の翼」に出演、すべて０９年に製作。

「ウディ・アレンの夢と犯罪」（０７）も、昨年公開されたばかりだし。そんなユアンの最新公開作が、「ブローン・アパート」（０８）です。ようやく。監督は、「ブリジット・ジョーンズの日記」（０１）のシャロン・マグアイア。“ばらばらに壊れた”ものとは？

ロンドン、イーストエンド。爆弾処理班にいて昼夜を問わず、常に危険な仕事に出向く夫。妻の彼女には４歳になる息子がいて、生きがいとなっていました。ある夜、呼び出された夫を見送り、彼女はそのままパブへ。

そこで声をかけて来たのが、新聞記者のジャスパー・ブラック（ユアン）でした。友人との賭けだったのすが、彼女（ミシェル・ウィリアムズ）のストレートな物言いに、すっかり惹かれてしまったジャスパー。

５月１日のメーデー。アーセナル・ファンの夫と息子はサッカー場へ。２人をスタジアムへ送った帰り道、彼女はジャスパーに出会います。あの夜と同じ、愛し合う２人。そんな時、ＴＶのサッカー中継に映し出されたのは…

爆音と共に、破壊されるスタジアム。爆破による死者は、１００３人。そのテロ事件の潜む陰謀とは？ジャスパーの取った行動とは？他に亡き夫の上司であるテロ対策部門長テレンス役に、マシュー・マクファディンが出演。

彼は、「プライドと偏見」（０５）のＭｒ．ダーシーですね。「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」（０７）「フロスト×ニクソン」（０８）「ロビン・フッド」（１０）にも出演。ちなみに１９７４年１０月１７日、イングランド出身。

そう言えば、ユアンとミッシェルは「彼が二度愛したＳ」（０８）で共演済み。とっても楽しみ！

今度こそ、オスカー！

コリン・ファースのファンです。「シングルマン」（０９）、素晴らしかったですねぇ。トム・フォードの美意識満載の演出と、コリンの演技にひたすら見惚れた作品でした。共演者もみんな美しく、ジュリアン・ムーアのファッションも大いに楽しみました。

この作品でコリンは、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ヴェネチア国際映画祭・最優秀主演男優賞受賞、英国アカデミー賞（ＢＡＦＴＡ）主演男優賞受賞と、高い評価を得ました。納得。まさにノリに乗ってるコリンの最新作は…

ＮＹ批評家協会賞男優賞受賞、ＬＡ批評家協会賞男優賞受賞、英国インディペンデント賞主演男優賞受賞他、すでに多くの賞を受賞。ゴールデン・グローブ賞主演男優賞ノミネートなど、話題の作品「英国王のスピーチ」（１０）です。

監督は、ヘレン・ミレン主演「第一容疑者 姿なき犯人」（０３・ＴＶＭ）のトム・フーパー。主人公は、英国王ジョージ６世。ジョージ５世には４人の息子がいて、ディビッド皇太子の弟アルバート王子（コリン・ファース）は、幼い時から吃音症でした。

ジョージ５世が亡くなり、ディビッド皇太子はエドワード８世となるのですがアメリカ人のウォリス・シンプソン夫人と結婚、退位します。急遽アルバート王子は、ジョージ６世として即位することになるのでした。

それまでも何人もの言語聴覚士の治療を受けていたアルバートでしたが、一向に改善しない夫を心配し妻のエリザベス・バウエス＝ライオン（ヘレナ・ボナム＝カーター）は、スピーチ矯正の専門家ライオネル・ローグ（ジェフリー・ラッシュ）を訪ねます。

独自の治療法でアルバートに接するライオネルと、献身的な妻の愛情に支えられるアルバート。国王になってから、折しもヒトラーの率いるナチスドイツが台頭し、ヨーロッパでの開戦を余儀なくされ、国民は王の言葉を待ち望んでいました。

果たして、ジョージ６世はどんなスピーチをするのでしょう？現在のエリザべス女王の父、ジョージ６世の本当の物語。共演は、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・イーリー、マイケル・ガンボン。

「アナザー・カントリー」（８３）以来、ずっと見続けているコリン。またまた、大好きな作品が増えそう～。待ちきれません。