『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

名誉娘(笑)。

2019-11-25 07:24:00 | オシャレ
名誉娘のシブコが(笑)、
やってくれた。

先週、予選落ちして
泣いたカラスが、
今週、優勝して、
シンデレラ・スマイルを見せた。

やるもんだッ!
持ってるな~、シブコは・・・
である。

(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォ-.・.・!!




きのうは、
3週連続優勝の
ノリに乗っている
鈴木 愛との一騎打ちであった。

互いに「黄金世代」と賞される
同世代で、火花バチバチである。

残り1試合を残して、
「賞金女王」争いも
鈴木を射程圏内に捕らえた。

来週の最終戦で
鈴木を上回れば、
シブコの逆転「女王」に輝く。

魅せてくれんなぁ・・・
この娘は・・・。

プロは、こうでないとねぇ。




今朝は
いちめんフォギーで、
雲海の中のようだった。

ゆんべは、
久しぶりに、たまたま視た
『イッテQ』の生放送で
イモトの結婚発表があり、
カミさんともども
どえりゃーおでれーた(笑)。

お相手は、
誰もが納得の
あのディレクター石崎だったので、
番組出演者のアチャコや親方が
泣きながら祝福していた。

イモトには、
かつて断念した
エベレスト登頂に
もいちど挑戦してもらいたい。

番組内企画とはいえ、
世界の名立たる名峰を
登頂してきた彼女は
おちゃらけタレントでありながら、
立派なアルピニストでもある。

野口 健のような
メジャー登山家による
エスコートでエベレストを征服したら、
その名はお笑い界に留まらず、
日本山岳史にも残り、
国民に勇気を与えるだろう。

もっとも、
今年7月のニュースでは、
エベレスト頂上へ至る尾根が
世界から大挙して来る登山者で
900人近くが連なって大渋滞になり、
身動きが取れなくなり、
酸素ボンベが切れて11人も
亡くなったという。

ベースキャンプも
テントの場所取りで
諍いが起こるなど、
神聖なる地で
なんとも醜い人の征服心、功名心が
露呈しているようだ。

日本の聖域・
富士山のゴミ問題も
深刻と聞く。

…ったく、
ニンゲンっちゅうやつは、
何なんだろーねい・・・。

ʅ(-"-;)ʃ 




晩秋から初冬へと
季節は移ろい、
寒さは日に日に募るばかりだが、
この時季は、紳士服のオシャレが
できる季節でもある。

着道楽のテキストとして
唯一の服飾コミック
『王様の仕立て屋』を
既刊の65巻まで蒐集している。

暇を見ては
再読、再々読しながら、
自分の装いのコーデの参考にしている。

オフ日は、
それこそ部屋着とパジャマ兼用の
トレーナーのような格好で
日がな一日過ごしているので、
出勤日やレストラン外食などには、
ほとんど仮装行列のようなつもりで
暮らしにメリハリをつける意味でも
フル・コーデで外出している。

『王様の仕立て屋』流に言えば、
お召し物の中心は
胸元のVゾーンで、
ここをどう決めるか、
どう見せるか・・・というのが、
メインテーマとなる。

スーツ、シャツ、タイの
色・柄・フォルムの組み合わせは、
手持ちの物でさえも相当数になり、
これにフル・コーデのアイテムを
掛け合わせると天文学的数字になる。

3ケ所のクロークから、
スーツ、ジャケット、ウェストコート、
ドレスシャツ、タイ、タイピン、カフリンクス、
ラペルピン、チーフ、ドレスウォッチ、バッグを
出勤前に瞬時に決めるのは
何十年かかっても至難の業なので、
前夜から大体のコーデを決めることが多い。

そのプロセスを楽しむことこそ、
オシャレの醍醐味でもあり、
素材を組み立てて、
どう調理しドレッセするかという
フレンチ創作にも共通している。

ここ十年近く、
出勤時のコーデを
車内の信号待ちの隙間時間で
Vゾーンと袖口だけ
データベース化するのに
撮り続けており、
その画数も溜りにたまって、
あまり使いでもない(笑)。

でも、たまに、
俯瞰して眺めていると、
そっか、このシャツとこのスーツは
相性がいいな、とか、
この時計の色は、このスーツに映えるな、
というような発見がある。

還暦を過てからは、
シブカワ(渋く可愛い)モードも取り入れて、
ラペルピンやドレスシャツの柄に
工夫している。

先日も留学経験のある
若い美人先生から
「先生、ギンガムが素敵ですね」
と褒められて、
ああ、この人もオシャレ上級者だなぁ・・・と、
解かった。

こういう通人が
たまに、あちこちに潜んでいるから、
油断ならないし、
オシャレのし甲斐もあるのである。

ギンガム(英:Gingham/仏:Vichy)は、
平織り綿織物のモノトーンの
チェック(格子模様)で、
その模様を「ギンガムチェック」といい、
使い方が難しい上級アイテムでもある。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祈り添え

2019-11-24 08:56:00 | ノンジャンル

親しい知人の御母堂が
ご危篤と昨晩メールを頂いて、
すぐさま階下のご神前に跪いて
苦痛のお取り払いと
病状回復のご祈念をさせて頂いた。

その後も、
昨晩は就寝するまで、
書斎と寝室に掲げられている
金光教の主神の御神名と
教祖の御神号が記されている
「天地書附」に
幾度もご祈念させて頂いた。

今朝も、
早朝から神前ご祈念を
させて頂いた。

面識のある
お優しい愛すべき
御母堂であられるので、
我が父の危篤時のことを
想起して、懸命に祈らせて頂いた。




CKD(慢性腎臓病/ステージⅢ)なので、
腎機能が50%しかなく、
2ケある腎臓のうち
ほぼ1ケ分がオシャカになっている。

そのせいで、
尿の濃縮力が低下してるので、
多尿、夜間頻尿が症状化している。

必然的に、
家でもトイレタイムが多くなるから、
もう、トイレは学習室、
娯楽室に改造した(笑)。

毎週の日曜「えいご版」用の
ホルダーを設置し、
ゆっくり、しゃがんで、
英語勉強しながら
小用を足している(笑)。

これとて、
スキマ時間を無駄にしないことになる。

収納棚には
河合先生の講演テープやら
落語やらを持ち込んで、
勉強したり、気休めしたり、
気分に応じて聞き分けている。

2年間の国試受験対策には、
机上では一度も勉強したことなぞなく、
自録した専門用語集テープを聴いて
トイレット・ラーニングをしていた(笑)。

好きな物に囲まれていると
メンタル・ヘルスによく、
幸せな気分にもなるので、
偏愛のある「裏磐梯」風景と
「スピットファイア」イラストを
毎日、眺めて用を足している(笑)。




受験勉強の間、
2年間、毎日連載し
目的を果たして
去年クローズした公認心理師サイトが、
久しぶりに管理者データを見たら
「10万人」アクセスを超えていた。

今年は、まだ第二回目の国試なので、
全国の受験者がスマホなどで
サイトを活用してくれているのだろう。

受験勉強に役立てている
というツイートもあったので
「世と人のお役に立てて」
嬉しく思った。




福大ギター部から
定演の案内状が届いて、
ちょっと驚いた。

部員減少にともない、
今年は、初めて、
音楽堂公演をやめて
学内発表でやるという。

ここ十数年、OBOG会長として
指導・助言に出向いているので、
クラブ規模や定演の縮小は
残念な思いがあるが、
「時の流れ」には逆らえず、
クラシックギターをやろう、
という学生が稀人になってきたのかもしれない。

それゆえ、
福山雅治のナントカっちゅう(笑)
映画がヒットしてくれれば
いいのだが・・・(笑)。

平日の午後の定演では、
OBOGはおろか、
学内外の客数動員も望めないが、
音楽堂大ホールでも毎年
数十人というお寒い状況だったので、
「これじゃ、パンフ広告主への背信行為になるから
集客努力するか、広告取りをやめた方がいい」
と助言したら、あっさり後者を選択し、
去年から印刷物も手刷りになり、
そして、今年はとうとう学内発表になった。

なんだか、
だんだんと先細りして
このまま絶滅しないといいのだが・・・。

春先には、
有望なフレッシュマンが5人も
入ってくれて、指導のし甲斐もあったのだが・・・。

水曜の午後には、
家でのギターレッスン予約が
入っていたのだが、
予約変更をお願いして、
OBOG会長として恒例の
「ご祝儀」持参で
激励に行くことにした。

それが、
最後を見届ける
「末期の水」にならなければ
いいのだが・・・。

(T人T) ガンバットクレ~!

医大オケや成蹊ギター部などが
音楽堂大ホールを満杯にするほどの
聴衆動員をしているのを見ては、
溜め息やら羨望の思いにかられる。

OBOG会は、
声援と金は出しても「口」は出さない、
というポリシーなので、
なんとかフクヤマ効果と
自助努力で40年続いた
「ギター部」を絶滅から
守ってもらいたいと願ってやまない。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愉しむ心

2019-11-23 09:19:00 | 風景
書斎から
吾妻の冠雪が望め、
お山は冬やんなぁ・・・と、
感じさせられた。

そしたら、
きのうは朝方に1.7℃になり、
山間部の山木屋では
-3℃だったという。

やはり、早めに
冬タイヤに履き替えて
正解だった。

台風19号来、
いまだに山側からの出水が
114号線に流れてきて、
一帯が濡れている箇所がある。

零下になったら
凍結必至なので、
曲がりくねった山道でもあり
通退勤する先生方も
おっかなビックリ状態という。





きのうも
空き時間があったので、
体育館に赴いたら、
幸いにも13℃ほどだったので、
1時間だけピアノ練習をした。

指先の運動だけでも、
うっすら汗ばむほどだったが、
暖かいカウンセリング室に戻ったら
急に節々が痛んだので、
ありゃま・・・カゼかぁ・・・と、
やっちまったかと思ったが、
寒暖差による
自律神経の失調のようだった。

**

給食は
けんちん汁麺だったが、
生徒たちは、ひとりニ玉も
ウドンを食べるので、
よう喰えんなぁ・・・と、
感心した。

ランチルームから
外を見ると
どこもかしこも秋色に染まり
極上の景色であるが、
水曜日には初雪があり
紅に白粉(おしろい)を差したように
雪化粧したという・・・。

雪深いお山のガッコの冬は
通退勤に神経を使いそうである。




帰宅したら、
ヤフオクから
ドビュッシーの楽譜が
届いていた。

中古で300円(送料込み)は
超買い得だった。

チッコリーニの
『ドビュッシー全集』があるので、
さっそく曲集一冊分を
CDで通して聴いた。

なかでも、
やっぱり『アラベスク1番』は
メロディアスかつ
構成美が際立ち、
傑作だなぁ・・・と、
感心した。

奏法の解説も熟読し、
これから、ちょっとずつ、
譜読みと練習に入ろうと
思っている。

今年の冬休みの
いい練習課題になりそうだ。

ドビュッシー物では、
『夢』と『月の光』と
この曲をなんとかものにしたい。




月例の「宗教セミナー」で、
宗教家のTちゃん先生から
『遺伝子スイッチオンの奇跡』
という本をお借りして、
面白く読了した。

末期がんで余命一ケ月の主婦が、
分子生物学者の村上 和雄の
「遺伝子の95%は働いていない」
というスイッチ説を読んで
感動するエピソードから始まる。

死ぬ前に、カラダや遺伝子、
がん細胞にまで「ありがとう」と
感謝して逝こうと十万回以上
感謝を続けていたら、
子宮がん、肺がん、肝臓がんが、
跡形もなく消えたという。

こういう奇跡譚は
実際あるもので、
他にも同じケースは
いくつか見聞きしたことがある。

曰く・・・
手の施しようのない
末期の全身がんだったので、
夫婦で楽しく「冥土への土産」のつもりで
のんびり世界一周の旅に出て
一月ほどして帰ってきたら
ガンが消えていた。

このケースなぞは、
「ありがとう」というような
積極的なコミットもなしで、
ただただ、楽しく嬉しく、面白く、
そして、きっと美味しい思いをして、
旅を続けていたのだろう。

ルルドの聖水でも
奇跡が起きた
という事例が多いので、
関連書を読んでみたら、
みんな奇跡を信じ、
聖母様を心から有り難く
頂いているのが、共通していた。

がん細胞は
自分の正常細胞が
DNAの複写エラーや
物理化学的刺激による
塩基配列の異常によって発生するもので、
カラダのなかでは
日常的に生じてはいるが、
免疫細胞の働きで
それらの増殖を防いでいる。

今日、瞑想(メディテーション)などが、
脳内の電気生理的変化や
物質代謝にも影響を及ぼすということが
実験で明らかになっているので、
「信じる」「祈る」「楽しむ」
「感謝する」「喜ぶ」
といったソフト的な精神的行為が
ハードである細胞に
影響を及ぼすであろうことは
十分に有り得ることである。

月例宗教セミナーでは、
「真の癒し」「ほんとうの助かり」と
「現代科学の知」のインテグレーション(統合)
というテーマも扱っているので、
金光教でいう「おかげ」とは何ぞや
という分析もしている。

***

ちなみに、
村上 和雄氏は
筑波大の名誉教授で、
ご自身は天理市生まれで
天理教信者のようである。

高血圧の原因となる
「レニン酵素」の遺伝子解読に
成功した功績があるそうな。

宗教の方では、
生命の本質については
進化論では説明しきれないと考え、
「サムシング・グレート」(親神様)を認めた
「知的設計論」者でもある。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワインの正月

2019-11-22 07:46:00 | 食物・飲物
夕飯の支度の
買い物ついでに
解禁されたヌーヴォーを
買ってきた。

味を楽しむというよりも、
縁起物なので、
年越し蕎麦を喰うような感覚で、
結婚してから35年来、毎年、
カミさんと二人で飲んでいる。

バブル期の
ヌーヴォー・フィーバーの時なぞ、
航空便が3.700円くらいまで高騰して、
それが馬鹿げて思われ
12月にやってくる
1.200円の船便でいいや、
としたこともあった。

近年は、
ビオ(自然派)・ブームで
ヌーヴォーでも
4.000円以上もする
高級物が出てきて、
驚いている。

グルメ漫画の雄
『美味しんぼ』では、
即醸法で作られるヌーヴォーを
インスタント製品の一種と指摘して、
それを有り難がって
お祭り騒ぎにうかれていた
日本人を皮肉った。

元来は、
その年のブドウの出来具合を
確めるための業者用の試飲酒だったので、
長期熟成させるワインとは違った
炭酸ガス浸漬法という
急速発酵で醸造するから、
通常のワインとは別物なのである。

もっとも、
ワイン関係者にとっては、
売れれば儲かるので、
ブームも「新酒祭り」も
おおいに結構なのである。

著名評論家の
ヒュー・ジョンソンが、
ヌーヴォーを春分の日に近い
イースター(復活祭)頃に
飲んでみたら美味しかった・・・
というテイスティング結果を
著書に記していたのを読んで、
真似してみたこともある。




これまでは、
ワンランク上の
「ヴィラージュ・ヌーヴォー」フルボトルを
千円台で買っていたが、
最近では「味見」目的なので、
ワンコイン程度の
「ヌーヴォー」ハーフの
ペットボトルにしている。

今年の色は、
さほどに紫がかっていなくて、
香りは普通程度だったが、
甘味と酸味のバランスは良く
例年よりボディ(コク)を感じた。

ワインに狂っていた
30代前半には、
クリュ・ボジョレーという
10の村のものを
一つずつ試飲したことがある。

今でも、
記憶に残っているのは、
サン・タムール /ブルイィ/
フルーリー/ムーラン・ナヴァン/
モルゴン/レニエ/
などが、エチケット(ラベル)・ブックに
切手のように貼ってある。




アマゾンに予約していた
『丸かじり』シリーズの新刊が
きのう届いた。

書斎には初巻から
41巻目まで揃えてある
愛読書である。

御歳80になる
東海林さだおの漫画とエッセイは
大学時代から愛読しており、
全作品を蒐集している。

その独自の文体は
作家やエッセイスト、
評論家からも絶賛されており、
独特の感性が伺われる。

自分のブログ執筆の
いちばんの参考書でもあり、
グルメのテキストでもある。

今回の白眉は、
3.700円のTKGマシン「購入記」で、
「TKG=卵かけご飯」をするのに
玩具メーカーの「タカラ」が
自動卵割り機とメレンゲ装置を
合体させたものだという(笑)。

ショージ君(爺様・・・笑)の
スゴイところは、
こういう際物を臆面もなく購入し、
それを愉しみ、また、
優れたルポ記とする処である。

黄身までメレンゲ状にして、
白身のメレンゲと合わせて
ご飯の上に乗せると、
まるで「液体カステラ」となり、
その極上の軽さと言ったら
「ンマイのなんのッ!」
だそーだ(笑)。

なんだか、
こんなのを読むと、
TKGマシンの阿保らしさを
通り越して、
実際、自分でも
フードプロセッサーで
真似したくなる(笑)。




ドビュッシーの『アラベスク』を
ネット上の某ピアニストの
ブログで見つけて、
プリント・アウトして
さっそく、さらってみた。

最初のアルペジオ(分散和音)の
音を弾いてみると
「あ、これ、これーッ!!」
と、あの華やいだ
まわるような光の粒が
部屋中に紡ぎ出された。

キタァ ━━━━(゚∀゚)━━━━ ッ!!

和音構成をアナリーゼ(分析)してみたら、
実に単純な和音の下降で
そのシンプルにして
効果的な使い方に感心した。

やるな、
ドビュッシー
である(笑)。

演奏法をググッてみたら、
この和音展開は、
IV、III、II、Iと進行し
解決を目指すルネッサンス期の
「フォブルドン様式」というらしい。

ヘェ~(・Θ・)

…ってなもんだー(笑)。

そんなん、いっこも、知りまへなんだー。
勉強になるなぁ・・・。

プロの演奏家の楽譜に、
「ロール」という書き込みがあり、
やっぱし! まわるように弾け!
っちゅうことやねんな、
と我が意を得たり、
と小膝を打った。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぴやのブーム

2019-11-21 08:38:00 | 音楽
 けふは完オフ日なり
  何してもよし
   何もせずともよし
    さて何しよ
          飄水

きのうは、
音楽堂に来月の
スタインウェイ使用料
1.600円を支払いに赴いた。

郊外の我が家からは
5kmほどの市街にある音楽堂だが、
もはやマイホール感覚なので、
億劫さも感じない。

見慣れてるパンフを見てたら、
練習室にもグランド(ヤマハ)が
置いてあり、半日で1.400円なので、
学休期間でグランドを弾けない時には、
月一くらいなら、借りよっかな・・・
とも思った。

なにせ、グランドは
鍵盤のタッチが軽く、
音の鳴りがいいので、
家にある古いアップライトの
重い鍵盤を弾き倒すという
力技が要らないのである(笑)。

そしたら、
偶然、きのう、めったに踏まない
左端のソフト・ペダルを踏んで弾いたら、
当たり前なのだが、鍵盤がスッと軽くなり、
弾き心地が良くなった。

なんで、今まで、
気が付かなかったんだろう・・・と、
思ったが、
弱音装置という先入観があり、
あまり使う必要性が
なかったからである。

なので、
難しいパッセージを
ソフト・ペダルを踏みっぱなしで
やってみたら、
あらあら、スラスラ弾けるじゃないの…(笑)。

アップライトの場合、
ハンマー位置が通常の半分くらい
弦に近づくので音量が減る分、
打鍵が楽になるメリットがある。

ついでに、
近所迷惑をビクビクせずにも済む(笑)。

ただ、そればっかしやってたら、
いい意味で、指先に力が付かない危惧もある。

なんだかんだで、
「ぴやの」がマイ・ブーム化してるので、
弾いたり、聴いたり、考えたり・・・と、
いい余生アイテムになってくれている。

昨晩は、
教え子でもあり、
リサイタルも共演した
ピアニストのイマダケちゃんに
『幻想即興曲』の疑問な箇所を尋ねたら
すぐさま、アドバイスしてくれて
嬉しく思った。

数年前には、
やはり教え子で共演した
ドイツ在住のピアニスト
「オハギ」に
ギター独奏したタルレガ編曲の
ショパンの『雨だれ』について、
メールでいろいろと助言してもらった。

なんだか、
「負うた子に、浅瀬を教わる」
という諺みたいやなぁ・・・と、
感慨深く思ったものである。

偶然、二人とも
同じ大阪音大の先輩・後輩の関係だったが、
たがいに面識はなかったという。

でも、どちらも、
カワイイ教え子で、
ヴォランティアで
快く「復興支援コンサート」に
賛助出演してくれて
ありがたく思っている。

イマダケちゃんとこの教室の
チビッコが「びやの」言うのを聞いて、
ええなぁ・・・それ、と微笑ましく思って、
自分も、
「さて、ぴやのでも、弾くか・・・」
と言うようになった(笑)。




音楽堂の紅葉が
白亜のホールに映えて
キレイかった。





今朝の朝刊のチラシで、
今日がヌーヴォー解禁日だということに
はじめて気づいた。

30年来、
カレンダーやスケジュール帳には
「ヌーヴォー」と記して
11月の第三木曜日を
心待ちにしていた時代もあったが、
忘れたということは、
もうワイン熱が失せて
感心が薄れてきたのだろう・・・。

でも、縁起物なので、
毎年、かならず
「ワインの正月」を
カミさんと寿いではいる。

あのヴァイオレット・パープルは美しく、
ガメイ種の独特の香りも
ヌーヴォーならではなので、
年に一度の愉しみかもしれない。

在京中には、
よく、珍しい新酒で
フェダー・ヴァイスという
微発泡の濁り白ワインを飲みに
近所だったロイヤル・ホテルの
「グルマン橘」に行ったものである。




寒さが増してきて、
ようやく、カウンセリング室玄関の
夏スリッパを冬スリッパに替えた。

ピンクのものは
赤のモフモフに合わせて
新調した。

そしたら、
来られた二人の男性クライエントともに
古い赤を履かれて、
まだピンクの方は
「オボコ娘」のまんまである(笑)。

あたしだったら、
ひと目、新しそうな
ピンクの方を履くけどなぁ・・・(笑)。

(ーωー).oO ウーン

来月、結婚式に搬入する
ギターの背負いソフトケースが
悲惨なくらいに破れていたので、
せっせと縫合した。

ハードケースは
ギターの倍も重いので、
輸送用途以外には使わない。

ついでに、
自分用の破れた
スリッパも繕うかと思ったが、
ダイソー物だったので、
時間が惜しいから、
別物に取り替えた。

***

昨晩から、
エチュード(練習曲)代わりに、
高校生の時に断念した
『テンペスト』の楽譜を取り出して
三楽章をさらってみた。

まだ、指が覚えていて、
途中の何段目までかは
スラスラと弾けた。

思うに、
『幻想即興曲』とか
『テンペスト』(三楽章)とか、
自分はギタリストのせいか
アルペジオ(分散和音)系の
曲が好きみたいである(笑)。

ユーチューブで
『アラベスク』(ドビュッシー)の
楽譜を見ながら聴いてたら、
曲の完璧さ、隙のなさに感嘆した。

即、ヤフオクで
中古の300円の譜面を
取り寄せた。

やっぱり、
出だしの印象的な
アルペジオに魅かれてしまった~(笑)。

ステキ~(人'∀'*)☆*:.。 

***

iPS細胞の「P」が
「分化万能性 (pluripotency)」
というのを、
昨日、初めて知った(笑)。

生物学教員時代なら、
授業で「発生学」を教えるので、
必ずやチェックしていただろうに、
心理屋になってからは
とんとタームに疎くなった。

でも、
分化万能性 (プルリポテンシー)という概念は、
魂理学的テーマでもある
「たましい」の分化・進化・永続性という
グランド・テーマにも援用できるので、
ソウロロジカル・タームとしても
採用しようと考えた。

ウン (・_・ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする