[4月10日16:15.天候:晴 埼玉県さいたま市中央区上落合 斉藤家・浴場]
一般家庭の浴室よりは広めの浴室。
いや、さすがにマンガやアニメに出て来る大富豪の家の大浴場みたいな風呂ではない。
そこには一糸まとわぬ姿をした10代半ばの少女達が入浴していた。
斉藤絵恋:「そ、そそ、それじゃ……り、リサさんのお背中……洗ってあげるわね」( ´Д`)=3 フゥフゥ
リサ:「ん。よろしく」
ピトッと絵恋はタオルをリサの背中に当てた。
絵恋:「も、萌えぇぇぇぇっ!!」
リサ:「……やっぱいい。自分で洗う」
絵恋:「ごっ、ごごご、ごめなさいぃぃぃぃっ!ちゃんと洗いますぅ!」
リサ:「早くして」
絵恋:「ち、因みに……ま、まま、前も洗いましょうか?」
リサ:「は?」
絵恋:「な、なな、何でもないですぅぅっ!」
絵恋に背中を流してもらった後は自分で体を洗う。
リサ:「ふう……。何とか体の臭い、落ちたかな」
絵恋:「お父さんの会社のボディソープ、凄いのよ!?」
リサ:「あ、そうか。これ、大日本製薬のなんだ」
絵恋:「そう!」
リサ:「ゴキブリの言い分を聞いてもムダだもんね」
絵恋:「ご、ゴキブリ!?」
リサ:「ネズミと交渉してもムダだもんね」
絵恋:「ね、ネズミ!?」
タクシーの車内モニタで流れるコアなCMまでは、社長令嬢の関知するところではないらしい。
体と頭を洗った後は、大理石の浴槽に浸かる。
リサ:「おー、濁り湯!」
絵恋:「この入浴剤もお父さんの会社で作ったものよ」
リサ:「ダイニチの『お家で全国温泉旅行シリーズ』!」
絵恋:「そうそう!これは以前、リサさんと一緒に行った八丈島の温泉よ」
リサ:(八丈島の温泉って濁ってたっけ???)
絵恋:「他にも鳴子温泉とか、松島温泉とか、富士宮温泉とか、リサさんと一緒に旅行に行った温泉ばっかりよ」
リサ:「もしかして、サイトーのお父さんにワガママ言って作ってもらった?」
絵恋:「そんなぁ~、ワガママなんてぇ~……」(〃´∪`〃)ゞ
リサ:「松島とか富士宮のお風呂って温泉だったっけ?」
絵恋:「んもォ~!そんな細かいこと言いっこなし!リサさん」
きっと開発担当の社員はもちろん、令嬢の肝煎り商品をノルマ通りに売らなければならなかった営業担当社員は死ぬほど苦労しただろう。
これで大赤字だったら、株主総会が荒れることだろう。
概して、荒れると分かっている株主総会の警備を引き受ける警備会社の数は【お察しください】。
リサ:「でもまあ、このお風呂は気持ちいい」
絵恋:「でしょ?でしょ?気に入ってもらえて良かったわ。後でお土産あるからね」
どうやら、たまに斉藤秀樹も愛原に渡してくる入浴剤などの試供品の1つと思われる。
愛原がバイオハザードに立ち向う探偵ということで、回復薬(救急スプレーやグリーハーブの調合薬)を御歳暮にくれたこともあった。
メイド(ダイヤモンド):「失礼致します。御嬢様方、お湯加減は如何ですか?」
リサ:「うん、ちょうどいい」
絵恋:「リサさんが気に入ってくれたわ。大丈夫よ」
ダイヤモンド:「ありがとうございます。リサ様のお召し物は只今洗濯中ですので、臨時のお召し物としてバスローブを御用意させて頂きました」
リサ:「ありがとう」
絵恋:「夕食会までには間に合わせてよね?」
ダイヤモンド:「かしこまりました。それでは、どうぞごゆっくり……」
メイドのダイヤモンド(メイドネーム)が立ち去ると、リサは気を抜いたのか、第1形態に戻った。
リサ:「この姿の方が落ち着く……」
絵恋:「この家にいる間は、その姿でもいいのよ?」
リサ:「そういうわけにはいかない。メイドさん達は、この姿を知らないし、先生にも許可されてない」
絵恋:「じゃあ、このお風呂の中だけで……ね」
リサ:「ん……。んー……」
リサは金色の瞳を絵恋の顔に向けた。
絵恋:「な、なに?」
するとリサ、ニヤリと笑って牙を覗かせる。
リサ:「少しお腹空いてきちゃった。夕食まで我慢できそうにない。ねえ、サイトー。サイトーの『体の中』、少し食べさせてぇ……。駅で人間の血肉を見てから、ずっとガマンしてたの……」
絵恋:「こ、ここで……!?」
リサ:「濁り湯の中だから、見えないよぉ……。恥ずかしくないよぉ……」
リサは右手から触手を出した。
更にそれが二股に分かれて、まるで別の生き物のようだ。
リサ:「早く四つん這いになって」
絵恋:「は、はい……」
絵恋は浴槽の中で四つん這いになろうとしたが、さすがにこれではお湯を被ってしまう。
浴槽の縁に掴まって、少し中腰の状態になった。
リサ:「じゃあ、いただきます……」
リサはニターッと笑うと、絵恋の肛門と尿道に触手を突き刺した。
絵恋:「んッ、ききき……!い、痛い……!」
リサ:「力抜いて!本当にケガするよ!」
絵恋:「は、はい……」
2本の触手が絵恋の体の中に入って行き、その奥に溜め込まれた老廃物を吸い出して行く。
絵恋:「ひぃぃっ!あぁッ!」
リサ:「外に出すなよ。外に出たものは汚らしいから」
絵恋:「は、はい!」
外に出ようが体の中にあろうが、老廃物の存在内容は変わらないはず。
だが、BOWだからなのか不明だが、リサにはそういう拘りがあるようだ。
リサ:「ねぇ、知ってる?」
絵恋:「な、なに……!?」
リサ:「サイトーは見た目はかわいいから、サイトーのことをあんまり知らない男子からは注目されてるんだよ?見た目はかわいいし、大金持ちの御嬢様だから」
絵恋:「い、言わないで!男子なんて……!汚らわし過ぎるッ!」
リサ:「過ぎた妄想とかするんだよね。『ウ○○なんかしないぞ、きっと!』なんて……」
絵恋:「か、勝手な妄想を……!」
リサ:「でも実際はどう?私に触手で吸い出されて、まだ吸い切れてないよ?何日分溜めてたの?」
絵恋:「そ、それは……」
リサ:「言いなさい。言わないと絶交だよ?」
絵恋:「ひぃッ!に、2~3日です!2~3日ぶりです!」
リサ:「そんなに溜めてたんだ。私なんて毎日してるのに。意外と不健康だね」
絵恋:「ご、ごめんなさい!」
リサ:「何でも言う事聞く?」
絵恋:「き、聞きます!リサ様の言う事なら何でも聞きます!だから……全部……全部吸い出して!私の汚らしい老廃物、全部吸い出してください!!」
リサ:「チェック……メイト……!」
リサは牙を覗かせて勝ち誇ったように笑った。
笑い声は出さない。
その時、リサの記憶に、人間を捕まえて食い漁る他のリサ・トレヴァー達の姿が蘇った。
リサ:(私も根っこの部分では同じ。直接、血肉は食わないけど……)
悶えながら気絶した絵恋を抱き抱えて風呂から出た時、メイドは絵恋がのぼせてしまったのだと勘違いした。
実際はリサにイかされてしまったのだが。
『1番』:「ねぇ、『2番』。私とあなたは、他のリサ・トレヴァーとは違う能力があるんだよ。それは、『食べた人間を支配する能力』。まだ、他の研究員達には気づかれてないからね。きっとこの能力は役に立つよ」
かつて研究所で滅多に会わない『1番』と会った時、言われたことである。
『1番』もそれを使い、通学していた聖クラリス女学院を恐怖のどん底に陥れた。
リサ:(私は『1番』のようにはならない。この能力は、もっと大事に使う。……ま、サイトーは実験ってことでw)
一般家庭の浴室よりは広めの浴室。
いや、さすがにマンガやアニメに出て来る大富豪の家の大浴場みたいな風呂ではない。
そこには一糸まとわぬ姿をした10代半ばの少女達が入浴していた。
斉藤絵恋:「そ、そそ、それじゃ……り、リサさんのお背中……洗ってあげるわね」( ´Д`)=3 フゥフゥ
リサ:「ん。よろしく」
ピトッと絵恋はタオルをリサの背中に当てた。
絵恋:「も、萌えぇぇぇぇっ!!」
リサ:「……やっぱいい。自分で洗う」
絵恋:「ごっ、ごごご、ごめなさいぃぃぃぃっ!ちゃんと洗いますぅ!」
リサ:「早くして」
絵恋:「ち、因みに……ま、まま、前も洗いましょうか?」
リサ:「は?」
絵恋:「な、なな、何でもないですぅぅっ!」
絵恋に背中を流してもらった後は自分で体を洗う。
リサ:「ふう……。何とか体の臭い、落ちたかな」
絵恋:「お父さんの会社のボディソープ、凄いのよ!?」
リサ:「あ、そうか。これ、大日本製薬のなんだ」
絵恋:「そう!」
リサ:「ゴキブリの言い分を聞いてもムダだもんね」
絵恋:「ご、ゴキブリ!?」
リサ:「ネズミと交渉してもムダだもんね」
絵恋:「ね、ネズミ!?」
タクシーの車内モニタで流れるコアなCMまでは、社長令嬢の関知するところではないらしい。
体と頭を洗った後は、大理石の浴槽に浸かる。
リサ:「おー、濁り湯!」
絵恋:「この入浴剤もお父さんの会社で作ったものよ」
リサ:「ダイニチの『お家で全国温泉旅行シリーズ』!」
絵恋:「そうそう!これは以前、リサさんと一緒に行った八丈島の温泉よ」
リサ:(八丈島の温泉って濁ってたっけ???)
絵恋:「他にも鳴子温泉とか、松島温泉とか、富士宮温泉とか、リサさんと一緒に旅行に行った温泉ばっかりよ」
リサ:「もしかして、サイトーのお父さんにワガママ言って作ってもらった?」
絵恋:「そんなぁ~、ワガママなんてぇ~……」(〃´∪`〃)ゞ
リサ:「松島とか富士宮のお風呂って温泉だったっけ?」
絵恋:「んもォ~!そんな細かいこと言いっこなし!リサさん」
きっと開発担当の社員はもちろん、令嬢の肝煎り商品をノルマ通りに売らなければならなかった営業担当社員は死ぬほど苦労しただろう。
これで大赤字だったら、株主総会が荒れることだろう。
リサ:「でもまあ、このお風呂は気持ちいい」
絵恋:「でしょ?でしょ?気に入ってもらえて良かったわ。後でお土産あるからね」
どうやら、たまに斉藤秀樹も愛原に渡してくる入浴剤などの試供品の1つと思われる。
愛原がバイオハザードに立ち向う探偵ということで、回復薬(救急スプレーやグリーハーブの調合薬)を御歳暮にくれたこともあった。
メイド(ダイヤモンド):「失礼致します。御嬢様方、お湯加減は如何ですか?」
リサ:「うん、ちょうどいい」
絵恋:「リサさんが気に入ってくれたわ。大丈夫よ」
ダイヤモンド:「ありがとうございます。リサ様のお召し物は只今洗濯中ですので、臨時のお召し物としてバスローブを御用意させて頂きました」
リサ:「ありがとう」
絵恋:「夕食会までには間に合わせてよね?」
ダイヤモンド:「かしこまりました。それでは、どうぞごゆっくり……」
メイドのダイヤモンド(メイドネーム)が立ち去ると、リサは気を抜いたのか、第1形態に戻った。
リサ:「この姿の方が落ち着く……」
絵恋:「この家にいる間は、その姿でもいいのよ?」
リサ:「そういうわけにはいかない。メイドさん達は、この姿を知らないし、先生にも許可されてない」
絵恋:「じゃあ、このお風呂の中だけで……ね」
リサ:「ん……。んー……」
リサは金色の瞳を絵恋の顔に向けた。
絵恋:「な、なに?」
するとリサ、ニヤリと笑って牙を覗かせる。
リサ:「少しお腹空いてきちゃった。夕食まで我慢できそうにない。ねえ、サイトー。サイトーの『体の中』、少し食べさせてぇ……。駅で人間の血肉を見てから、ずっとガマンしてたの……」
絵恋:「こ、ここで……!?」
リサ:「濁り湯の中だから、見えないよぉ……。恥ずかしくないよぉ……」
リサは右手から触手を出した。
更にそれが二股に分かれて、まるで別の生き物のようだ。
リサ:「早く四つん這いになって」
絵恋:「は、はい……」
絵恋は浴槽の中で四つん這いになろうとしたが、さすがにこれではお湯を被ってしまう。
浴槽の縁に掴まって、少し中腰の状態になった。
リサ:「じゃあ、いただきます……」
リサはニターッと笑うと、絵恋の肛門と尿道に触手を突き刺した。
絵恋:「んッ、ききき……!い、痛い……!」
リサ:「力抜いて!本当にケガするよ!」
絵恋:「は、はい……」
2本の触手が絵恋の体の中に入って行き、その奥に溜め込まれた老廃物を吸い出して行く。
絵恋:「ひぃぃっ!あぁッ!」
リサ:「外に出すなよ。外に出たものは汚らしいから」
絵恋:「は、はい!」
外に出ようが体の中にあろうが、老廃物の存在内容は変わらないはず。
だが、BOWだからなのか不明だが、リサにはそういう拘りがあるようだ。
リサ:「ねぇ、知ってる?」
絵恋:「な、なに……!?」
リサ:「サイトーは見た目はかわいいから、サイトーのことをあんまり知らない男子からは注目されてるんだよ?見た目はかわいいし、大金持ちの御嬢様だから」
絵恋:「い、言わないで!男子なんて……!汚らわし過ぎるッ!」
リサ:「過ぎた妄想とかするんだよね。『ウ○○なんかしないぞ、きっと!』なんて……」
絵恋:「か、勝手な妄想を……!」
リサ:「でも実際はどう?私に触手で吸い出されて、まだ吸い切れてないよ?何日分溜めてたの?」
絵恋:「そ、それは……」
リサ:「言いなさい。言わないと絶交だよ?」
絵恋:「ひぃッ!に、2~3日です!2~3日ぶりです!」
リサ:「そんなに溜めてたんだ。私なんて毎日してるのに。意外と不健康だね」
絵恋:「ご、ごめんなさい!」
リサ:「何でも言う事聞く?」
絵恋:「き、聞きます!リサ様の言う事なら何でも聞きます!だから……全部……全部吸い出して!私の汚らしい老廃物、全部吸い出してください!!」
リサ:「チェック……メイト……!」
リサは牙を覗かせて勝ち誇ったように笑った。
笑い声は出さない。
その時、リサの記憶に、人間を捕まえて食い漁る他のリサ・トレヴァー達の姿が蘇った。
リサ:(私も根っこの部分では同じ。直接、血肉は食わないけど……)
悶えながら気絶した絵恋を抱き抱えて風呂から出た時、メイドは絵恋がのぼせてしまったのだと勘違いした。
実際はリサにイかされてしまったのだが。
『1番』:「ねぇ、『2番』。私とあなたは、他のリサ・トレヴァーとは違う能力があるんだよ。それは、『食べた人間を支配する能力』。まだ、他の研究員達には気づかれてないからね。きっとこの能力は役に立つよ」
かつて研究所で滅多に会わない『1番』と会った時、言われたことである。
『1番』もそれを使い、通学していた聖クラリス女学院を恐怖のどん底に陥れた。
リサ:(私は『1番』のようにはならない。この能力は、もっと大事に使う。……ま、サイトーは実験ってことでw)