季節の花と言葉の花束

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季節の花「エゴの木」

2016-06-21 04:05:36 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「人間としてどう生きるか

私たちは、精神だけの存在でもないし、肉体だけの存在

でもありません。だから、心と反対に体が動いていくと

いうことがあっても当然なのです。その緊張感の中で

どちらに軍配をあげさせるかということが、私たちの日々

の葛藤だと言っていいかも知れません。

歳時記

夏至


6月21日。および小暑までの期間。

太陽黄径90度。芒種から数えて15日目頃。

一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。

冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。

暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、

実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田植えに繁忙を極める頃。

暑さのピークは1カ月ほど先になります。

冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、

夏至は地方によって様々で、関西ではこの日に

タコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅をお供えたりします。

沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」といいます。

この風が吹くと、梅雨が明けて本格的な夏の訪れるそうです。

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5月に咲いていた花「エゴの木」

開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
 初夏の頃、桜に似た、
 白かピンク色の花を
 いっぱい咲かせる。

・実の皮は有毒で
 魚をマヒさせるような毒があり
 食べたときにのどを刺激して
 ”エグイ(ひどい)”味が
 することから
 この名になったらしい。
・「売子の木」とも書くが、
 あまり一般的ではない。


・別名
 「萵苣の木」(ちしゃのき)。
   別の木で、
   「丸葉萵苣の木」
   というのもある。

 「轆轤木」(ろくろぎ)。
   昔、この木の材を
   ロクロで細工して、
   おもちゃなどを
   作ったところから。
   この木の白い材は
   固く粘りがある。


・「知左(ちさ)の花
  咲ける盛りに
  愛(は)しきよし
  その妻の子と
  朝夕に 笑みみ笑まずも」
  (知左=エゴノキ)
   万葉集 大伴家持


(季節の花300より)


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