季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「オトギリソウ [弟切草]」

2023-08-31 04:39:26 | 暮らし
一日一名言(351)

言葉と言うやつはいつも理解を妨げるものです

「今年最後の、そして今年最も快い芸だった」と産経新聞(当時は産経時事)

と報じている。マルセル・マルソーは古今を通じたパントマイム(無言劇)

の最高峰。ピエロとチャプリンのの芸を集大成した「ビップ」を創造したこと

で知られるが、ゴーゴリ作『外套』のマイム化など悲劇にも真骨頂がある。

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5月に咲いてる花「オトギリソウ [弟切草]」

花の特徴 茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、たくさんの黄色い5弁花をつける。 花は一日花である。 花径は15ミリから20ミリくらいである。 萼は5つに裂け、萼片は細長い楕円形をしている。 花びらや萼片には黒い点や黒い線があり、やや縁に多い。 雄しべはたくさんあって、つけ根のほうでくっついて3つの束になる。 雌しべは1つで、花柱は3つに裂ける。茎には毛はなく緑色で、円柱形をしている。

葉の特徴 葉は細長い楕円形で、裏面から透かすと黒い小さい点が散在している。 葉は向かい合って生える(対生)。 葉のつけ根は茎を抱き、先は丸い。

実の特徴 花の後になる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説からきている。 煎じたものを生薬の小連翹(しょうれんぎょう)といい、切り傷の止血薬や鎮痛薬として用いる。 「弟切草」の名はガマの油売りにも登場する。 属名の Hypericum はギリシャ語の「hypo(下に)+ erice(草むら)」ないし「hyper(上に) + eikon(像)」に由来する。 種小名の erectum は「直立した」という意味である。 

(花図鑑より)

       


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季節の花「オクナ・セルラータ(ミッキーマウスノ木)」

2023-08-30 04:43:08 | 暮らし
一日一名言(350)

これから長州男子の肝lっ玉をお目にかけます!

周囲の山野は一面の銀世界だった。元治元年(1864)12月15日夜、馬関

(山口県下関市)に隣接する長府の港を見下ろす功山寺。見守るのは亡命中の

尊皇派公家月光のもと、紺糸威(おどし=縅)の小具足に兜を首に引っかけた

高杉晋作は、大音声に冒頭の言葉を披露すると踵を返し、馬上の人と為なった。

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8月に咲いている花「オクナ・セルラータ(ミッキーマウスノ木)」

花の特徴 花径は3センチくらいの黄色い5弁花をつける。 花はよい香りがする。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。幹には凸凹がある。

実の特徴 花の後にできる実は、核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。 初めは萼が黄緑色で実は緑色である。 やがて熟すと、萼は反り返って赤くなり、実は黒くなる。 その姿がミッキーマウスを連想させる。

その他 実の形から英名をミッキーマウス・プラント(Mickey-Mouse plant)という。 そこから「ミッキーマウスの木」という流通名がある。 属名の Ochna はギリシャ語の「ochne(野生のナシ)」からきている。 種小名の serrulata は「細かい鋸歯のある」という意味である。

(花図鑑より)

       

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季節の花「オオマツヨイグサ [大待宵草]」

2023-08-29 04:46:50 | 暮らし
一日一名言(349)

にんげん生まれた時ははだかだ。失敗してはだかになっても、

もとにかえるだけじゃないか

不世出のプロレスラー、力道山は語り手によって様々な顔を見せる人だ。

冒頭はその急逝の一年半前に出版された自伝『空手チョップ世界を行く』から

「そうだったら生きている間に、思ったことを何でもやったらいいじゃない

か」と続く。

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8月に咲いている花「オオマツヨイグサ [大待宵草]」


花の特徴 花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花である。 花径は大きく、6~8センチくらいある。 花弁はハート形で4枚ある。 花の真ん中には柱頭が4つに裂けた長い雌しべがあり、その周りに8本の雄しべがある。 メマツヨイグサのほうは花径が2~3センチと小さい。

葉の特徴 葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。 葉の裏面の葉脈上には毛が生える。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 夕方開花するので、「宵待ち草」や「月見草」などの通称がある。 グランディフローラ種(Oenothera grandiflora)とエラタ種(Oenothera elata)をもとに作り出された園芸品種である。 日本全国で野生化をしたが、近年はその後に渡来した近縁種のメマツヨイグサに押されて減少している。 属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。 種小名の erythrosepala は「赤い萼片の」という意味である。

(花図鑑より)
      
 
       

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季節の花「オオバコ(シャゼンソウ) [大葉子]」

2023-08-28 04:45:58 | 暮らし
一日一名言(348)

紛う方なき怨敵(おんてき)師直公、この上は尋常のお覚悟あれ

庶民は赤穗浪士の味方だった。だから、多くの「浪士もの」が作られた。

その集大成が半世紀後に初演された『仮名手本忠臣蔵』だった。ただ、舞台を

南北朝時代としたために、そのクライマックス、仇役となった室町幕府の高

師直を前に冒頭の言葉を発するのは大石内蔵助ならぬ大星由良之助である。

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8月に咲いている花「オオバコ(シャゼンソウ) [大葉子]」

花の特徴 花茎を伸ばし、穂状に白い花を密集してつける。

葉の特徴 根際から生える葉は卵形で、縁が波打つ。

実の特徴 花の後にできる実はがい果(中央で横に割れ、上部が蓋のようにはずれて種子をこぼす)である。

この花について葉や花茎には踏みつけに適応できる丈夫な維管束が発達しており、適度な踏みつけによって生き延びることができる。

その他 漢字では「車前草」とも書く。 全草を乾燥させたものを生薬で車前草(しゃぜんそう)、葉と種子を乾燥させたものを車前葉(しゃぜんよう)、車前子(しゃぜんし)といい、それぞれ消炎、利尿、止瀉などの薬効がある。 俳句では「車前草の花」が夏の季語である。 属名の Plantago はライン語の「planta(足跡)」からきている。大きな葉から名づけられた。 種小名の asiatica は「アジアの」という意味である。 

(花図鑑より)

         


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季節の花「オオキツネノカミソリ(リコリス) [大狐の剃刀]」

2023-08-27 04:47:06 | 暮らし
一日一名言(347)

ぼくの歌には毒がある /けれどもそれは しかたがない

分かりにくい人である。抒情詩人ともいわれるが、冒頭のように少し毛色の

ちがう作品もある。「ロマン派でありながらそのシニカルさはユダヤ系ゆえ」

と評される。ハインリヒ・ハイネはまた、当代一流の批評家であり、ジャーナ

リストでもあった。

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8月に咲いている花「オオキツネノカミソリ(リコリス) [大狐の剃刀]」

花の特徴 茎先に淡いオレンジ色の花をつける。 花被片は6枚である。 基本種よりも花が大きく、花冠の長さは9センチくらいある。 また、雄しべが長く、花の外につき出すのが特徴である。

葉の特徴 花に先立って早春に生える葉は線形で、葉先は丸い。 葉はヒガンバナよりも幅が広い。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 分類上は、キツネノカミソリの変種とされている。 和名の由来は、葉の形を剃刀に見立て、花の色を狐に見立てたものである。 ヒガンバナと同じように、花の咲くころには葉はなく、茎が伸びて花だけが咲く。 属名の Lycoris はギリシャ神話の海の女神「リコリス(Lycoris)」の名からきている。花の美しさを称えて名づけられた。 種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。 変種名の kiushiana は「九州の」という意味である。 

(花図鑑より)

       


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