一日一言
起死回生(きしかいせい)
死にかけているものを意気か返せると言う
意味から、見込みがない状態から再び力を
盛り返させる事を言う場合に用いる。また、
「起死回生お一打」というように、スポーツ
などで、勝負を逆転させるような有効な働き
などを指して言う場合もある。
★総理は内閣の支持率低下を憂慮して、起死
回生の新政策を打ち出した。
6月から咲いていた花「姫石榴(ひめざくろ)」
開花時期は、 6/ 5頃~ 7/20頃。
・西南アジア原産。日本へは10~11世紀頃渡来。
・若葉は赤いのでよく目立つ(4月頃)。
なぜ若葉が赤くなるかは、
紅要黐(べにかなめもち)ご参照。
・呼び名の由来は、はっきりしないが、
おもしろい説として、原産地近くの
”ザグロブ山”の名前が由来、というのがある。
・実(み)は食べられる。
おもしろい形。不規則に裂けている。
種(タネ)が多いことから、アジアでは昔から
子孫繁栄、豊穣のシンボルだった。
また、実を煎じた液でうがいをすると扁桃腺炎に
効き、陰干しした花や実を煎じて飲むと
下痢止めになる。
・実に残る”帽子状”のガクの部分は冠にも似ており
王冠をいただく果物として権威の象徴にもなった。
昔のソロモン王の宮殿の柱頭にはこのザクロが
デザインされたという。
・男性の中にいる唯一の女性のことを「紅一点」と
いうが、これは中国の王安石が石榴の林の中に
咲く花を詠んだ詩から出た言葉。
・リビアの国花。
・「姫石榴(ひめざくろ)」は、
ふつうの柘榴より花や葉っぱが小さく、
花は少し遅めで夏から秋にかけて咲く。
・「鈴なりの 石榴いろづき 埃風の
なかに揺るるよ その赤き実が」 大橋松平
「ざくろの実 いまだ青しと 待ちしより
今日雨にぬるる 大き紅」 佐藤佐太郎
(季節の花300より)