季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

鶏頭

2006-11-30 06:52:59 | インポート
中仙道の旅は「上尾宿から大宮宿」までの12kmである。上尾宿は、幕府の天領地。荒川の舟運が開かれ江戸と結ぶ流通の要地となった。旅篭が周辺の宿場より多いのは上尾宿が江戸を出立してから10里の地にあったから。今はベッドタウン化している。雨の中をあと日本橋まで九里である。途中合羽を着せられた犬に出会う。英泉の絵は加茂神社の風景である。
8月より咲いている花「鶏頭」 開花時期は、 8/10頃~12/10頃。 ・熱帯アジアなどの原産。日本には万葉時代 にはすでに渡来していた”古株”。 ・花が鶏の鶏冠(とさか)状に見えるので この名前になった。 英語でも「cocks-comb」(鶏のとさか)なので この花に対するイメージは世界共通なのかも。 ・花が丸くなって咲くものや、槍のように とがるものなど、いろいろある。 ・昔は草染めの原料として利用された。

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コスモス

2006-11-29 06:24:28 | インポート
中仙道の旅は「桶川宿」までの7.5kmである。この宿は寛永12年宿場として成立したが、戸数僅か58軒。その後、「中仙道もの」と言われた染料の武州紅花や武蔵藍の集散地となり、栄えた。名物は「紅花まんじゅう」。スタートしてコーヒー店に立ち寄りモーニングサービスを受ける。街道筋には家庭菜園が多く、農家には干し柿と黒豆の取り入れが見られる。英泉の絵は中仙道の石碑があるところから描いていた。途中幼児の描く郁恵さんの絵を貰う。この地には桶川稲荷神社があり、宮司から由来など聞く、日本一の力石が残存。有名な紅花の染料作りの実演と体験をする。ゴールまでの歩数13,817歩である。
7月より咲いている花「コスモス」開花時期は、 7/25頃~12/10頃。 ・原産地メキシコ。外来品種だが、 日本の風景に自然にとけこんでいる。 ・秋の代表花ですが、早いものは夏のあいだから 咲き始めている。早咲き遅咲きあり。 ・メキシコからは、1876年頃にイタリアの 芸術家が日本に持ち込んだのが最初、との説が ある。また、渡来当時は、 「あきざくら」と呼ばれていた。 ・「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が 桜に似ているところからの和名。 ・”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の 「秩序」「飾り」「美しい」という意味の 「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来する。 このことから、星がきれいにそろう宇宙の ことを、cosmosと呼び、 また、花びらが整然と並ぶこの花も cosmosと呼ぶようになった。

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七変化

2006-11-28 06:57:52 | インポート
中山道の旅は「鴻巣宿」までの16kmである。八木橋デパートの通路を出発し、第六中仙道踏切を横断する。街道筋にある「みかり屋」の茶屋跡に立ち寄り、今も残る名物ゆべし菓子を頂く。英泉の絵は丁度この茶屋附近。荒川の土手を軽快に歩き、自転車店の前で多くの人に出迎えられる。ゴールまでの歩数は、26,345歩である。鴻巣は宿場であると共に農業を中心に養蚕や木綿栽培、清酒、製薬など都市・江戸を支える生活物資の供給地。農家の余技で作られた雛人形は江戸で珍重された。今でもその伝統は続く。ゴール近くの人形店で人形造りの過程を見学、お土産に12単の雛人形を頂く。
6月より咲いている花「七変化」 開花時期は、 6/20頃~11/10頃。 長い間咲き続ける。 ・同じ茎から違った色の花を咲かせる。 まさに色の”七変化”。

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アベリア

2006-11-27 07:47:56 | インポート
中山道の旅は「熊谷宿」までの10kmである。質実剛健の坂東武者発祥の地。宿内の住民の多くは半農半商。また、水が良いので造り酒屋が多い。宿を治めていた忍藩の方針で風紀が乱れると旅篭に飯盛り女を置く事を禁止した。街道筋にある「見返りの松」が新しく植え替えられ二代目となった。350年前の根元の絵があり、昔の写真も残りランドマーク的象徴となっていた。途中農家で籾の取入れを見る。また300年の樹齢の大木の側に一里塚がある。ゴールまで18,990歩である。旧中山道跡の碑があり、八木橋デパートの中を旧中山道が通っている珍しい光景である。
6月より咲いている花「アベリア」開花時期は、 6/10頃~11/ 末頃。 ・夏から秋まで長く咲き続ける。 ・車道の脇によく植えられている。 ・甘い香り。 ・別名 「花園衝羽根空木」 (はなぞのつくばねうつぎ)。

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木立朝鮮朝顔

2006-11-24 06:03:35 | インポート
中山道の旅は「深谷宿」までの10kmである。赤城おろしが吹きすさぶ深谷宿は旅人へのサ^ビスだけでなく、地場産業の窯業や蚕糸がさかんであった。日本の基幹産業を創設した明治の実業家渋沢栄一生誕の地でもある。また深谷葱でも有名。レンガ製造では昭和6年に建てられた造り酒屋の煙突がある。中山道交差点を過ぎると、一面畑が広がる。ここから「上毛三山」の赤城・榛名・妙義の山々が眺望できる。一面に広がる深谷葱畑で、ブロッコリー畑も連なり、農家で新種のカリフラワーを食べる。また漬物の生産地で、農家ではたくあん漬の塩もみの最中。英泉の絵は宿での女郎衆の賑わいを描いているが、今はお堂になっている。ゴールまで19,459歩である。近くの造り酒屋の麹仕込みの現場を見學、新酒の風味を味わう。
6月よりしている花「木立朝鮮朝顔」 開花時期は、 6/ 5頃~11/ 末頃。 ・中南米、インド地方原産。 ・草ではなく「木」です。 ・夏から秋まで、芳香のあるラッパ形の 大きい花を下向きに咲かせる。 夜に香るそうです。

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