一日一言
錦心繍口(きんしんしゅうこう)
すぐれた詩作の才能と飾り立てられた
表現という意味で、詩心に富み、詩文
の才に優れていること、または、その人
を指す場合に用いる。
★錦心繍口とは、まさに杜甫の様な人
を言うのであろう。
類語:①錦心しゆう腸 ②錦しょうの腸
冬の花「十月桜」
薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus × subhirtella cv. Autumnalis
(十月桜)
Prunus : サクラ属
subhirtella : やや短い剛毛のある
autumnalis : 秋の、秋咲きの
Prunus(プラナス)は、
ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・開花時期は、10/20頃~翌1/10頃。
(二度咲き→ 3/20頃~ 4/10頃)。
・花弁は八重で、白、または、うすピンク色。
・全体のつぼみの3分の1が10月頃から咲き、
残りの3分の2は春に咲く。2回楽しめる。
春の花のほうが少し大きいらしい。
冬に「季節はずれに桜が咲いてるな」というときは
この十月桜であることが多い。
・冬、春ともに、葉があるときに咲くことが多い。
・同様に秋から冬にかけて咲く桜が「冬桜」。
(上記「写真集 2」に掲載しています)
十月桜と冬桜は似ているが、
花弁と花びらの数は、
十月桜 → ”八重”で、花びらは5~18枚
冬桜 → ”一重”で、花びらは5枚
群馬県藤岡市鬼石(おにし)に冬桜の名所がある。
十月桜も含めて、秋から冬にかけて咲く桜のことを
総称して「冬桜」と呼ぶこともあるようだ。
・秋冬に咲く「桜」には 子福桜 もある。
(季節の花300より)