季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「半化粧 (はんげしょう)」

2015-08-31 07:28:48 | 暮らし
言葉の花束

「人の世は

人の世は

あせらず

あわrwず

あきらめず。

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7月に咲いていた花「半化粧 (はんげしょう)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・上の方の葉っぱが、
 ペンキをべったり塗ったように
 白くなるのがおもしろい。

・「半化粧」
 「半夏生」
 「片白草(かたしろぐさ)」
 など、いろんな呼び名がある。

・花期に葉が白くなるのは、
 虫媒花であるために
 虫を誘う必要から
 このように進化したのではないか、
 といわれている(白くて目立つ)。

・花は葉と同じく白で、紐状。
・花が咲き終わって
 夏の盛りの頃になると、
 白い葉の白い部分は色落ちして、
 ふつうの緑色っぽくなる。

・山の水辺に群生することが多いが、
 都会でもときどき
 植えられてるのを見かける。



■名前の由来

「半夏生」(はんげしょう)
  夏至から数えて11日目の日
  (もしくはその日から5日間)を
  「半夏生」と呼ぶが、
  その頃に花が咲くことから。

 ※「半夏生」=「1年の真ん中」
   1/1~12/31の1年の、真ん中。
   「7月2日」のことが多い。
   「7月1日」のこともある。

「半化粧」(はんげしょう)
「片白草」(かたしろぐさ)
  葉の半分ほどが
  白くなることから。


(季節の花300より)



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季節の花「令法 (りょうぶ)

2015-08-30 04:29:11 | 暮らし
言葉の花束

「善意と行い」

持って 行けぬが

残して逝ける

あなたの

善意と行いは。


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7月に咲いていた花「令法 (りょうぶ)


開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・枝先に白い小花をいっぱいつける。
 遊歩道などでときどき見かける。

・若葉と花は揚げたりゆでたりして
 食べられる。

(季節の花300より)


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季節の花「唐鼠黐 (とうねずみもち)

2015-08-29 05:11:04 | 暮らし
言葉の花束

「生きること」

死ぬとは

その時まで

生きること。

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7月に咲いていた花「唐鼠黐 (とうねずみもち)

開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・中国原産。明治初期に渡来。

・鼠黐より背丈も花も大きい。
 花が咲く時期が
 鼠黐より1ヶ月ほど遅いので
 花の時期から区別できる。
 葉っぱは鼠黐より少し薄め。

・花はびっしり咲き、
 実もびっしりつける。
 実は表面が
 少しだけ白く粉っぽい。
 ちょっとぶどうに似てて鳥の好物。


(季節の花300より)


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季節の花「白粉花 (おしろいばな)」

2015-08-28 04:39:58 | 暮らし
言葉の花束

「生き方」

人は いくつになっても

生き方を

変えることが出来る。


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6月から咲いている花「白粉花 (おしろいばな)」

開花時期は、 6/25 ~ 10/末頃。
・メキシコ原産。江戸時代に渡来。
 (ペルー原産、との説もある)
・ラッパ型の花。
 町中に野生化している。

・熟した黒いタネをつぶすと
 白粉(おしろい)のような
 ”白い粉”が出てくる。
 名前の由来はそこから。
 名づけ親は
 江戸時代の博物学者、貝原益軒。
 黒いタネは、お寺の鐘の形。
 白い粉は、
 蕎麦(そば)の実の粉に似ている。

・夕方頃に活動する昆虫に対しては、
 花の多彩な色で引きつけ、
 夜に活動する昆虫には、
 その香りで引きつける。

・色は赤、白、黄。
 英語では、1本の草から
 異なる花の色が咲くことから
 「marvel of Peru
  (ペルーの驚異)」
 といわれる。
・少しだけ香る。


・別名
 「夕化粧」(ゆうげしょう)。
   名のとおり、夕方から咲く。
   午後4時ごろから
   開花することが多いようだ。 
   ちなみに
   午後3時ごろから咲くのは
   爆蘭(はぜらん)。

・9月20日の誕生花(白粉花)
・花言葉は
 「不思議な、慎重」(白粉花)

・「うなだれて
  雨後のしずくの 白粉花」(私)


(季節の花300より)



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季節の花「木槿 (むくげ)」

2015-08-27 04:59:32 | 暮らし

言葉の花束

「先ず示せ

口で言う

百の愚痴より

先ず示せ

親の行い

鏡の如し。


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6月に咲いている花「木槿 (むくげ)」

開花時期は、 6/25 ~ 10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。

・中国名を
 「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
 漢字はこの字があてられている。
 漢名の「木槿」の
 音読み「もくきん」が
 変化して「むくげ」となったとも、
 韓国の呼び方
 「無窮花(ムグンファ)」または
 「ムキュウゲ」が変化して
 「むくげ」となった、
 ともいわれる。

 韓国では
 国の繁栄を意味する花として
 国花になっている。


・朝方3時頃に開花した花は
 夕方にはしぼんでしまう、
 「一日花」で、
 「槿花一朝
  (きんかいっちょう)の夢」
  (人の世ははかない、の意)に
 例えられているが、
 次々に別の花が咲くため
 長く咲くように見える。


・強い木で、
 枝を切って地面に刺しておくと
 いつの間にか根づくらしい。

・8月28日の誕生花(木槿)
・花言葉は「信念」(木槿)


・「道のべの
  木槿は馬に 食はれけり」
   野ざらし紀行
   松尾芭蕉

 「それがしも
  其(そ)の日暮らしぞ
  花木槿」
   小林一茶


(季節の花300より)


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