一日一言
納まりが付く
物事が落ち着くべき所に納まって
解決することを指して言う場合に
用いる。
★今回の離婚騒動も仲人が和解の
労をとり、納まりが付いた。
類語:一件落着
6月に咲いている花「百合(ゆり)」
開花時期は、 6/ 1頃~ 8/ 末頃。
いろいろ種類があり、開花時期もそれぞれ
少しずつちがうが、だいたい上記のような
ところでしょう。
「カサブランカ」とかいろいろありますよね。
・中国と日本は百合の宝庫といわれている。
・欧米では百合は格別に好まれ、日本の百合を外国に
紹介したのは江戸末期に来たシーボルトだが、
持ち帰った百合の球根が、ロンドンでは
高値で競売されたらしい。
・フランスの国花の一つ。
・ケルト語で「百合」は”白い花”の意味をもつ。
・細い茎に大きな花がつくので風に揺れることから
「ゆる(揺)」、それが変化して
「ゆり」になった。漢字の「百合」は漢名からで
葉や鱗茎(りんけい)が多数重なり合うことから。
・地中の球根のところは「ユリ根(ゆりね)」と
呼ばれ、食用になる。
・「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
”シャクヤクのように風情があり、
牡丹のように華麗で、
百合のように清楚”
という、女性の美しさを形容することば。
・神奈川県の県花(山百合)
・3月12日、4月28日の誕生花(透かし百合)
6月27日の誕生花(姫百合)
6月30日の誕生花(山百合)
7月15日の誕生花(笹百合)
7月31日の誕生花(百合)
8月30日の誕生花(鬼百合)
10月12日の誕生花(鉄砲百合)
11月6日の誕生花(カサブランカ)
・花言葉は「注目を浴びる、子としての愛」
(透かし百合)
「強いから美しい」(姫百合)
「威厳、甘美」(山百合)
「稀少、珍しい」(笹百合)
「貴重な、稀少」(百合)
「賢者」(鬼百合)
「純潔、甘美、威厳」(鉄砲百合)
「威厳、高貴、偉大」(カサブランカ)
・「夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の
知らえぬ恋は 苦しきものそ」
大伴坂上郎女 万葉集
(おおとものさかのうえのいらつめ)
「道のへの 草深(くさふか)百合の
花咲(え)みに 咲(え)みしがからに
妻といふべしや」 万葉集
「あぶら火の 光に見ゆる わが蔓(かずら)
さ百合の花の 笑(え)まはしきかも」
大伴家持
「忘れ草 わが紐(ひも)につく 香具山の
故(ふ)りにし里を 忘れむがため」
(忘れ草=萱草) 大伴旅人 万葉集
「忘れ草 わが紐(ひも)につく 時と無く
思い渡れば 生けりとも無し」 万葉集
「かたぶきて たてるを見れば 人しれず
物をや思ふ 姫ゆりの花」
香川景樹(かがわかげき)
(季節の花300より)
一日一言
お里が知れる
「お里」とは、生まれ育った所と言う意味で、
言葉遣いや立ち振る舞いによって、その人
の育ちや人生経験が察知できると言う場合
に用いる。
★彼女の派手な服装や行動を見ると、お里が
知れると噂されているのもわかる。
6月に咲いている花「姫紫苑(ひめじおん)」
開花時期は、 6/ 1頃~ 8/20頃。
・北アメリカ原産の帰化植物。
・道端でよく見かける。
・本来「紫苑(しおん)」の漢字が使われるべき
なのだが、日本産で「姫紫苑」という別の植物
があり、それと区別するため「姫女苑」の漢字を
あてたらしい。
・花は春紫苑(はるじおん)そっくり。
以下、見分け方。
【春紫苑】
花期が1ヶ月ほど早い(4~5月頃)。
つぼみは下向きにちょっと垂れる。
白い花の部分はやわらかめ。
葉っぱは茎を抱くような形で伸びている。
茎は中が空洞。
【姫女苑】
花期は夏(6月以降)。
つぼみは上向きのことが多い。
白い花の部分はピーンと張っている。
葉っぱは茎からストレートに伸びている。
茎には髄(ずい)という部分が詰まっている。
・姫女苑は、咲き始めの時期がちょうど夏前の
草刈りの時期とぶつかり、
あっけなく切られてしまうことが多い。
・11月18日の誕生花(姫女苑)
・花言葉は「素朴で清楚」(姫女苑)
(季節の花300より)
一日一言
お座敷が掛かる
芸者は芸人などが宴会の席に呼ばれること
から転じて、一般に、人から呼び出しを受け
たり、招待されたりすることを言う場合に用
いる。
★今回の会社の創立記念日に、ゲストとして
お座敷が掛かった。
類語:口が掛かる
6月に咲いている花の実「小紫」
開花時期は、 6/ 1頃~ 8/15頃。
・紫色のきれいな実をつける。
・根元に近い方から順次開花し先端に咲き向かう。
それを追うように実をつけていく(緑色から紫色に)。
・小紫は紫式部を小さくしたものなのでこの名前になった。
小さいが、実のつきかたがいいので
花屋さんでは紫式部より人気が高い。
紫式部 → やや大型(背が高い)。実も大きめ。
実は比較的バラバラにつける。
小紫 → やや小型(背が低い)。実も小さめ。
実は枝に沿ってかたまるようにつける。
(季節の花300より)
一日一言
お先棒を担ぐ
「お先棒」とは、荷物を二人で担ぐ時、俸の
前方を担ぐ者を意味する所から、相手がど
の様な人物か、また、どんな事柄を行うかを
確かめのしないで、簡単に人の手先となって
軽はずみな振る舞いをすることを言う場合に
用いる。
★彼があの詐欺師のお先棒を担いで、皆を
騙したことは重大な責任がある。
6月に咲いている花「下野(しもつけ)」
開花時期は、 6/ 1頃~ 8/10頃。
・初秋頃に再び少しだけ咲くこともある。
・ピンクまたは白色の花が密生する。
・下野国(栃木県)で最初に発見されたことから
「下野」と名づけられた。平安時代には
シモツケの名はすでに一般的だったようだ。
・「下野草」(しもつけそう)は下野よりも大型で、
山野に生える。
・秋から冬にかけての紅葉も、目立たないけど
きれいです。
(季節の花300より)