竜門司坂には464mにわたった石畳が敷かれているが、これは江戸中期の元文六年に加治木島津家第四代の久門(ひさかど)が、薩摩藩の指示により造ったものと言われている。
明治十年に西南の役が始まる際、西郷隆盛は「行ってこもんで」と一声を発し、賑やかな三味線に見送られて、この道を熊本に向かったと伝えられている。
竜門司坂の先は、薩摩焼の「龍門司焼」で知られるところである。
最寄りの駅=JR日豊本線・鹿児島駅、重富駅、加治木駅。
10月より咲いている花「藤袴」
開花時期は、10/ 1頃~11/25頃。
・小さいピンク色の花がたくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が
袴(はかま)のようであることから
この名前に。
・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、これを干した茎や
葉っぱを水につけて髪を洗った。
また、防虫剤、芳香剤、お茶などにも
利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。ほとんど別の
葉っぱのように見えて、元は一つの葉です。
・秋の七草のひとつ。
(季節の花300より)