人生日訓(50)
「朝鮮の二青年」
友松氏は今も紛糾している南北朝鮮の非運を見るにつけても思い出すことは彼の
家に同居させた二人の青年朝鮮人である。まことに言いにくいことながら、一人は
大正十二年の関東大震災で、一人は太平洋戦争の戦災で、偶然にも焼死させてし
まってなんとも申し訳なく思っているが、大正十一年であったか、今朝もここへ来訪
した島根県のMという同窓生から、その青年を頼まれてうちに置いたのである。最
初は家人がこぞって反対した。気心のわからない半島青年などを家族の一人とし
て、食事を同じくすることは無気味であり、不安だというのである。当時、27、8歳の
彼はいまよりもぅと理想主義者であったから、家族に力説した。寝食を共にしなけれ
ば内鮮の融和などはできるものではない。同じかまどの飯を食べ、同じ屋根の下に
居してこそ内鮮の同胞意識がわいてくる。
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10月に咲いている花「孔雀草 (くじゃくそう)」
開花時期は、 8/15 ~ 11/ 5頃。 ・北アメリカ原産。 ・ピンクと白がある。白い花は 「白孔雀(しろくじゃく)」 と呼ぶ。 ・長い茎がたくさん枝分かれして 多数の花を咲かせるところから、 孔雀の尾っぽの羽根に見立てた。 ・別名 「孔雀アスター」 ・9月5日、11月23日の 誕生花(孔雀草) ・花言葉は 「いつも愉快、ひとめぼれ」 (孔雀草) ・似ている花へのリンク 都忘れ 紫苑 関東嫁菜 柚香菊(ゆうがぎく)
(季節の花300より)
(季節の花300より)